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テレパシーコミュニケーション その2


思っただけで「意思疎通」ができる世界。
昔から、人類SFテーマの一つとして「テレパシーコミュニケーション」は語られています。

「言葉」や「文字」、そして「身振り」「手振り」などの通常の視覚や感覚的なチャネルを使わずに、思考や情報を直接伝える「超感覚的知覚(ESP)」の一種であり、存在が証明されているわけではありませんが、一部の心理学的研究やブレインテックでは可能性が示唆されています。

「テレパシーコミュニケーション」は、結構真剣に様々な学術領域でも研究されています。
『心理学的研究』では、特別なカードや画像などを使って、送信者と受信者の間で思考や情報の伝達が起こるかどうかを検証していますが、偶然よりも高いスコアを出すことは非常に稀です。

神経科学的研究では、脳波計(EEG)や磁気刺激装置(TMS)などを使って、送信者と受信者の脳活動の同期や変化を測定しています。
この研究では、人間の脳から脳への直接的なコミュニケーションが可能であることを示されています。

哲学的研究では、テレパシーコミュニケーションの存在や可能性に関する論理的な議論や分析を行っています。
この研究では、テレパシーコミュニケーションが何を意味するかや、どのような条件下で起こり得るかや、どのように検証できるかや、どのような倫理的な問題があるかなどについて考察しています 。

一方、私が考えている「テレパシーコミュニケーション・スタイル」とは、ビジネスの実践場において、ビジネスパートナーとの間で「阿吽の呼吸」的意気投合を、意識的かつ意図的に創発させて、アジャイルに共創活動してゆくビジネススタイルです。

最近思うのですが、社会への想いや意識を「高密度」かつ「広範囲」に共有している方とは、言葉要らずに「成すべき事」を相互理解し合える瞬間を感じる事があります。

想いの共振化は、セレンディピティの同調を誘発させるのかもしれません。
これもある種のテレパシーコミュニケーション!
と思っています。

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