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「権力中毒(The Intoxication of Power)」の考察とHLD Labの活動


人間は誰もが、多かれ少なかれ「認められたい」という承認欲求感情があるもの。
インスタ映え「いいね」を貰いたい意識です。

そして、承認欲求と顕示欲が増長してくると、自分は相手よりも優位であることを「権力誇示」する「マウンティング」の傾向が顕れてるケースも。

組織・集団の中では、本来「権限・責任」に紐ついた「役職やポジション」が「権力誇示」への優位性収奪と「蜜の味」という事を知ってしまうと、それに固執する輩が登場します。

社会では、『偉い人』や「カリスマ」「絶対権力者」とか呼ばれたりする立場になると「俺様」意識が「普通」となってくるもの。(勿論、この中でも素晴らしい人格者は沢山おられますが)

「俺様!」的な「傲慢意識」は、自身の周りの「辛口助言者」を排除し、ハラスメント嵐を吹かせ、心地良い言葉や「Yes,sir!」のイエスマンを侍らせ「裸の王様(皇帝)」と化してゆくのはよくある話。
この「権力への固執」はある意味で「権力中毒」とも言える人間心理⁉︎
日本社会も例外ではありません。

組織や国が蝕まれてゆく典型です。

人間社会の歴史を振り返ってみると、こうしたケースは数多くありましたが、外部要因により本人が「目覚める」か、内部告発等による「強制的是正」により、人間集団が健全化してゆく過程を辿るのが一般的。
でも、一部例外は今回のように「軍事力」で強引にイデオロギーを押し付けるケースもありますが…

人間は「権力」を持ち続けていると「意識」の「機能不全」を引き起こします。
思い通りにない場合は「強権」を発動し「軍事力」で「自己の正義」を貫くのも「中毒症」故なのでしょうか?

何が「正義」なのかの思い巡らせて意味がありません。
世界の情勢を見渡してみると、今を生きる人間一人ひとりの「尊厳」を蹂躙する行為を止める事‼︎

と思うものの、The Intoxication of Power「権力中毒」に侵されている「皇帝」には、誰が何を言っても聞く耳持たずです。

この状況に憂いを感じ、心を痛める世界の声をどのように伝えれば良いのでしょうか。
「中毒患者」に制裁や締付けをし過ぎると、更なる憂いを誘発させることにもなりかねません!
今、私たちは「戦い」で決着をつけようとする人間社会の現実を見せつけられていますが、私は、この現実を、決して「対岸の火事」と思ってはならないと思っています。

どの組織社会にも内在(潜在)し、人間の心に巣食う「権力中毒症候群」の遺伝因子は誰もが持っていることを再認識しながら、次もまたこうした事態が起ることを肝に命じて、今を対処してゆくことが求められます。
「力」を「力」で制する事にならぬように「人間の知恵」が試されています。
簡単ではない事は誰もが認識しています。

『幸福な地球』『幸福な人類』創造に向けたHLD Labの活動は微力かもしれませんが、「意識活動」を続けてゆきたいと思う日々です。

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