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『エイジレス・ライフデザイン』の心得ノート その15 モチベーションは「与えるもの」にあらず!

カール・アルブレヒトの「なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか」
(原題
The power of minds at Work Organizational Intelligence in action)

はライフシフターにとって多くの示唆を与えてくれます。

今日はモチベーションについて考えてみましょう。

-Quote-

『経営者の多くは、従業員を個性のない、取り替えの利く部品のようにしか見ておらず、一人ひとりが異なる欲求、ニーズ、考え方、志などを持っているという事実に目を向けようとしない。

従業員をモノと同じようにしか見ることのできない人々が、社内文化に関わる問題を考えようすると、惨めな結果が待っている。

(中略) 経営者からの質問
「どうすればやる気を引き出せるか」との問いに対し、

『このような問いを抱くのは、本質を理解していないからです。...発想そのものが間違っている。
「モチベーションとは与えるもの」と考えているわけですよね? 機械に油を差すのと同じように。......発想を根本から変えて下さい。

人々がやる気を向ける何かを作り出す、つまりビジョンを描くことです。意義がなければ、モチベーションは生まれません。リーダーの役割は、まずこの意義を用意することでしょう。』

-Unquote-

人材こそ我が社の宝!
と言っている経営者に「あるある」話です。

でも、いくら経営がビジョンを示したとしても、従業員は経営の思うようには動くとは限りません。

従業員が自律的に「やる気」と「本気」を出せるような「場」を整える事が不可欠です。
キーワードは『わくわく』『喜び』『面白さ』「共感』そして『感動』!の演出です。

誰がそんなミッションを担うのか?

どこの組織も「これは俺たちの仕事ではない!」と思いがちです。

担う組織が見当たらないのであれば、気付いた人がやるのです。

また、「厄介な仕事が増えた!」と思うか、社会的使命感を持つ』かは、エイジレス・ライフデザイン意識の持ち方次第だと思います。

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