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『年齢』と「人生時間」を考える  ライフシフトの先にあること!



人間には「寿命」があります。
「寿命」とは、人間生まれてから、旅立つまでの期間です。
日本は長寿国と言われています。(添付図参照)


社会常識や社会通念上の観点から暗黙的合意形成ができていること!それは、

・日本人の平均寿命は男81歳 女87歳
 今後も更に伸びていく予想!

・年金全額受給年齢は65歳

・准高齢者65-74歳 高齢者75歳以上 *
*日本老年学会からの提言

・准高齢者ともなると働く体力・気力が衰え生産性が落ちるに違いない!

・組織に雇用されている労働者の「年齢と給与」はある年齢(50-55歳の役職定年年齢)までは比例的上昇し、人件費/人は、低年齢労働者<高年齢労働者の構図

・組織側の論理は、高年齢者の人件費を「コスト」と考える傾向
組織社会は「年寄り」を敬遠する現実

・要は、ベテランはコスト高となり、人件費見合いの付加価値創出金額とのアンバランス化を回避したい意図

といった社会環境下での『年齢』の意味、そして、近未来、平均寿命が100歳を超える時代の「人生時間」と長寿の意味を考えてみます。

私たちは誰もが、暦年毎に毎年1歳ずつ年齢を重ねて生きています。
「歳をとる」という感覚は、実年ステージ(40-50代以降)からは、どちらかというと、ややネガティブな意味で使われることが多いように感じます。

普通、人間の身体的(フィジカル)機能は10-20歳台がピークと言われていますが、「頭脳」は長期間にわたり進化を続けてゆくものです。
いつピークを迎えるのかは人それぞれですが、例えば70-80歳を過ぎる頃からは、徐々に記憶力や創造力などの進化が止まってしまうことも。
まぁ実際のところは、もっと早くその時期を迎える人も少なくないのが現実社会です。

要は、人間は「意識」や「気」の持ち方次第で、加齢による「頭脳」ピーク時期と高原期の長さには差が出てきます。

「頭脳」が、ピークアウトし少しずつ下降期に入ってゆく時期になると、人生の終盤ステージの生き方と、閉じ方を意識するようになるものです。

寿命が延びる事は、本当にハッピーな事!でしょうか。

健康に長寿を全うできることは喜ばしく「幸福人生」と言えますが、「生きる制約」を課せられながら病床で過ごす「人生時間」は過酷かもしれません。

人生物語のエピローグを、スマートに演出してゆくことも『ライフシフトデザイン』と言えます。
エピローグを美しく演出するには、日頃からの「健幸意識」と「活動意欲」、そして「わくわくオーガニック時間創造」を心掛けておくことが大切です。

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