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「エイジレス・ライフデザイン」の心得ノート その82 「元気」「刺激」「気づき」「本気」 で幸福組織を創る!

昨日は、多くの方々にバースデーメッセージを頂きありがとうございました😃
齢「アラ70」の人生ステージの在り方を実証実験してゆきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。

さて、今日の心得ノートのテーマは「気」!です。

私は、ユニリーバ・ジャパンの人事制度を注目しています。
Work from Anywhere and Anytime、略して『WAA』と呼ばれている、今まさにコロナ禍で適応している新しい「働き方」の在り方です。

この制度導入を推進してこられたのは、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長(CHRO)の島田 由香さんです。

同女史がインタビューでお話しされている内容は、私が取り組んでいる「場」つくりに通ずるものと思いましたの紹介します。

-Quote-

人と組織のマインドセットを変えていくためには、「元気」「刺激」「気づき」「本気」――この四つの“き”が必要だと、私は確信しています。元気は心身の健康、これがなければ始まりません。

そして刺激をたくさん得ること。
いろんなことを知ったり、学んだり、新しいことに挑戦したり、人に会ったり。そして失敗したり、文句を言われたりすることも大切な刺激です。
まず元気でなければ、逆に刺激がストレスにもなりかねません。

次にその刺激を気づきに変えていく。この段階のサポートが特に重要で、3年ほど前からいろいろな取り組みを行ってきましたが、最近になってようやく「島田さんがやりたいことは、こういうことだったんですね」と言ってくれる人が増えてきました。そして最終的には、みんなに仕事ややりがいを感じるものを通じて、本気になれるものをつかんでほしい。

自分の本気が見つかれば、何事に対しても、情熱やモチベーションは自然とあふれ出てくるものですから。私はこの会社で、この四つの“き”の追究を思い残すことなくやり尽したい。ユニリーバは、その夢が叶えられる一番の場所だと思っています。

-Unquote-

島田さんは、人事部門の方です。
「働き方改革」を人事部門のエグゼクティブが旗振りをされるのは自然です。

島田さんの素晴らしいところは、社員の成長を強制せずに、さりげなく「サポート」されているところです。
人事部門は、その職責から「人を育てる」意識が強くでがちですが、島田さんが言われる「気づき」とは、自立的に「人が育つ」サポートをされています。

私が提唱している「場」つくりも同じ視点であり、「組織心理学」あるいは「組織行動学」の視座に立っているのも共通しています。私流のスタイルでは、「空気」「雰囲気」「意気」そして「勇気」といった「気」も大切な「場」つくり要素と考えています。

そして、総務部が「働き方」に取り組む意味は、ファシリティ、ICT、そして社内広報の視座をも包括した「組織心理学」と「環境心理学」そして「オフィス学」を融合する事にあります。

『幸福働(ハッピーワーキング)』を支えてゆくには、人事部門や総務部門の区別なく「管理部門協創」の意識と、相互協力体制をつくることも大切です。

組織勤めをされている非管理部門の方々へのメッセージでもあります。
エイジレス・ライフデザインでの心得です。

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