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体系的「場」つくり理論シリーズ その2ネガティブ意識の人たちの特性と活性化手法!


人間が集団を作り何かの目標を持つと、目標に向かいポジティブ意識を持つ人たち(概ね10-20%)と、人任せの風見鶏ニュートラル意識の人たち(概ね60-70%)、そして何でも反対&ネガティブ意識を持つ人々(概ね10-20%)に分かれる傾向があります。

『2:8の法則』ともいわれます。

人間集団の特徴の一つです。

ネガティブな意識を持つ人々には共通項があります。

脳科学者の林成之氏の「脳に悪い7つの習慣」(幻冬舎新書)」によると、

・「興味がない」と物事を避ける事が多い

・「嫌だ」「疲れた」とグチを言う

・言われた事をコツコツやる

・常に効率を考えている

・やりたくないのに我慢して勉強する

・スポーツや、絵などの趣味がない

・めったに人をほめない

皆さんも心あたりあるのではないでしょうか。
「場」つくりを行うにあたり心得ておくべき人間集団心理の一つです。

本来、人間は怠惰な生き物!かもしれませんが、『意識の持ち方』次第で変わる事が出来る可能性も秘めています。

『意識の持ち方』とは、『自分自身の人生の生き方』とも言えます。
「人の人生放っておいてくれ〜!」
と思われる人も多くいると思います。

当然だと思います。私も人からとやかく言われたくない一人ですから!

大切な事は、本人の『自覚』と『覚悟』を「覚醒」させる組織「場」を創造してゆく事。

強制的なルールをつくり、無理強いしてはいけません。
行き過ぎた「管理」をしてはいけません。
「信頼」を醸し出す我慢と覚悟、そして中庸意識やネガティブ意識に支配されている人たちの『自覚』を促してゆく「水向け」の演出術を施す事が「場」つくりプロデューサーのみならず、全てのマネジャー・管理職に求められます。

どのようにすれば、組織で「風見鶏タイプ」や「ネガティブ族」への意識改革の刺激と自覚を促す事が出来るのでしょうか。

一番難しい経営課題であり、簡単ではありませが『方法』はあります。
その一つが、私流でいつも言っている「わくわく場つくりプロデュース手法」
言い換えれば『幸福な組織経営術』です。

価値を生み出すのは「人間の知」です。
私が思う「組織経営」とは、人間を知り、人の心の機微を知り、人生の想いを知り、相互人間愛を感じる知覚を磨き、集う人々の幸福感受性を最大化してゆく「場」つくり!ではないかと思います。

企業価値を高める活動の原点は「人間の叡智」です。
私流「場」つくり体系の根幹にある哲学は、働く人々の潜在知力を自律的に創発させてゆく幸福意識ともいる「わくわく」価値にスポットを当てた「人間経営」の視点です。

-続く-

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