【美と感性を磨くシリーズ】その6 『インテリアコーデネート』コンセプトを応用した「場」の価値創造

「インテリアコーディネーター・空間デザイナー」は、空間のコーディネート プロフェッショナルです。

インテリア・エレメントには、家具、光・照明・壁紙、ファブリック、ラグ(絨毯)、アート、音、香りなどの要素があります。

一般的には、建築的な設計部分をも担当する事から、音や香りなどは付随的な要素ではありますが、様々な要素を統合させて、人間の暮らし場を豊かに、そして幸福感を誘発してゆく『時空間を創造するプロ』がインテリアコーディネーターです。

私自身は、インテリアコーデネーターではありませんが、かつて、プロフェッショナルから多くを学ぶ機会があり、インテリアの持つアフォーダンスパワーや、心理的要素を演出してゆくデザイン手法やアイデア持論を持てるようにもなりました。

『上質な空間創造を演出する「インテリアアイテム」を、働く場である「ワークプレイス」に適用してみると、何かが変わるかも!』
との仮説持論です。

例えば、五つ星ホテルのロビー空間をイメージしてみると、上質なファブリックに包まれたラグジュアリーなソファや、ほのかに香るアロマ、そしてシャンデリアが映りだす柔らかい光と、無意識の中に優しく囁くBGM!
全てが計算尽くされた『感性ブランディング演出』が施されています。

「心美」を誘発するインテリアコーディネートは、空間価値を高め、人間の意識や意欲の源に「気」をチャージすることができます。

リッツ・カールトンやシャングリラ、ホテルオークラや帝国ホテルなど、一流ホテルの空間に流れる上質な心地を、オフィス空間演出に応用してみたら.... 働く人たちの価値創造力向上に繋がるかもしれません。

「そんなの無理!」「ホテルとオフィスは違うんだよ!」「そもそも、お金もかかるし夢ごと!」との声が聞こえてきます。

でも、工夫次第で、さほどお金をかけなくても、上質な空間を創造する事は出来る、と私は考えています。
ヒントは、インテリアコーデネート手法にあります。

インテリアアイテムを上手く組み合わせた「クリエイティブ・ワークプレイス」の「場合」つくり!
インテリアコーディネーター気分に浸るのも楽しいひと時です^_^

まだまだ学びは続きます。
またの機会に具体的なケースをお話しします。

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