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「コロナが変える社会」その12 テレワークからスマートワークスタイルへ!

ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長(CHRO)の島田 由香さんが提唱されている『Work from Anywhere and Anytime、略して「WAA」』と呼ばれているワークスタイルは、ニューノーマル時代にベストフィットした働き方です。

「テレワーク」という単なるリモートワークではなく、謂わば『スマートワーク』とも言える進化系の働き方であり、ポストコロナのワークスタイルとなると思います。

島田さんがインタビューでお話しされている内容は、私が取り組んでいる「場」つくりと通ずるものがあり紹介します。

-Quote-

人と組織のマインドセットを変えていくためには、「元気」「刺激」「気づき」「本気」――この四つの“き”が必要だと、私は確信しています。元気は心身の健康、これがなければ始まりません。

そして刺激をたくさん得ること。
いろんなことを知ったり、学んだり、新しいことに挑戦したり、人に会ったり。そして失敗したり、文句を言われたりすることも大切な刺激です。
まず元気でなければ、逆に刺激がストレスにもなりかねません。
次にその刺激を気づきに変えていく。この段階のサポートが特に重要で、数年ほど前からいろいろな取り組みを行ってきましたが、最近になってようやく「島田さんがやりたいことは、こういうことだったんですね」と言ってくれる人が増えてきました。そして最終的には、みんなに仕事ややりがいを感じるものを通じて、本気になれるものをつかんでほしい。

自分の本気が見つかれば、何事に対しても、情熱やモチベーションは自然とあふれ出てくるものですから。私はこの会社で、この四つの“き”の追究を思い残すことなくやり尽したい。ユニリーバは、その夢が叶えられる一番の場所だと思っています。

-Unquote-

島田さんは、人事部門の方です。
「働き方改革」を人事部門のエグゼクティブが旗振りをされるのは自然です。
島田さんの素晴らしいところは、社員の成長を強制せずに、さりげなく「サポート」されているところです。

人事部門は、その職責から「人を育てる」意識が強くでがちですが、島田さんが言われる「気づき」とは、自立的に「人が育つ」サポートをされています。

私が提唱している「場」つくりも同じ視点であり、「組織心理学」あるいは「組織行動学」の視座に立っているのも共通しています。

そして、総務部が「働き方」に取り組む意味は、ファシリティ、ICT、そして社内広報の視座をも包括しがちですた「組織心理学」と「環境心理学」そして「オフィス学」を融合する事にあります。

『ワークハピネス』を支えてゆくには、人事部門や総務部門の区別なく「管理部門協創」の意識と、相互協力体制をつくることが大切です。

私は自称「ハピネスプロデューサー」としてHLD Labを創業してからの方が、組織に属していた時より活動範囲が広がってきた事を感じています。

一組織の中での「場」つくりから、社会における幸福社会「場」つくりに貢献してゆける喜びを、シニア世代の方々にも伝道しながら、セカンド・クリエイティブ・ライフを楽しんでいます。

そして、まさにコロナ禍の今、私の経験値を社会に還元出来る事への感謝と使命を感じながら活動中です^_^

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