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体系的「場」つくり理論シリーズ その43インテリジェンス型「場」つくり


「インテリジェンス」とは、知能やそれの働き、あるいは知能が働く上で利用する情報群などを内包した概念です。
組織の「場」つくり、そして社会の「場」を演出創造してゆくには、「インテリジェンス」センスが不可欠です。

インテリジェンスは、「情報群」を『意味解析』し、人類にとって「有意で意義」ある「付加価値創造」してゆく行為です。
映画の世界では、悪を相手に諜報機関の工作員(スパイ)が、超絶スーパーヒーローとして描かれる世界ですが、現実社会では007とはいきませんが….!

コーポレート・インテリジェンス戦略は経営企画部門のミッションであり、その実践現場の内容は、最たる企業機密事項として情報が表に出てくることはありません。
そこで、インテリジェンス型の「場」つくりの取組方の一つである「データ」と「情報」、そして「情報群」の意味と価値創造につながる解析並びに分析の手法についてお話しします。

情報・デジタル&ネットワーク社会では、膨大な「情報」が溢れています。ここでの「情報」の意味はSNSなどを含めた、テキスト、映像、音声等の全てを「情報」と定義しておきます。

そのデジタルサイズは世界中合わせると59ZB(ゼッタバイト→ 10の21乗バイト!)と言われており、毎日数百テテラバイト(TB)が増殖中と言われています。

こんなに膨大なデジタル情報を、どのように意味のある「価値情報」とゴミ情報をふるい分けながら、意味化させてゆけば良いのでしょうか。
観測データや行動データの如く、生の情報を含め、「情報クラスター」たる情報群を整理するのは高速量子コンピュータの出番であるのですが、高速で情報処理をしてゆくだけ発想だけでは不十分です。
情報群をデータベースに蓄積して読み出す「DBマネジメント」を、SQLやNoSQLのプログラムにより高速かつ高精度に実行してゆくスタイルが主流ですが、最近ではEvent Driven Architects(EDA )によるstream型データマネジメントが注目されつつあります。
VANTIQ (https://vantiq.co.jp/)のような、リアルタイム・アプリケーションテックを総務FMプロフェッショナルは認知しておくことが、インテリジェンス型「場」つくりを担う総務FMプロフェッショナルにとって大切です。

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