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 DAOの研究 その15


「縄文時代」の暮らしに見るDAOの原型

縄文時代!

今から1万年以上も前の時代。エジプト文明やインダス文明、黄河文明などよりさらに昔の時代に、「日本」で13,500年の長きにわたりサステナブルな暮らしを送ってきた私たちの祖先がいました。

私たちが「今」存在しているということは、縄文の時代に私たちの祖先がいたということです。

科学技術もなく、『知恵』と『人間叡智』を拠り所に、狩猟採集定着生活をしていた時代の遺跡が日本各地にあります。 北海道・北東北の縄文遺跡群(山内丸山遺跡が有名ですね)は2021年に世界遺産に登録されました。(https://jomon-japan.jp/)

縄文時代といえば「竪穴式住居」や「土偶」のイメージがありますが、私はこの時代の社会システムこそ「DAO」の原型ではないかと思っています。
国も無く、組織も無く、集落単位(20-100名程度⁉︎)で、長老やシャーマンを精神的拠り所としながら「平和的共生社会」を1万年以上続けてきた奇跡。

弥生時代になり、農耕文化が出現する頃から階級社会が生まれ、「領地」意識が近隣との戦いを繰り返すようになった「人間社会」の構図は、日本のみならず全人類の共通項ですが、何故「縄文時代」には争いがなく平和社会が維持できていたのでしょうか。

縄文時代の分散型集落、狩猟・採集・漁労自律的共生社会、公平な分配と相互扶助…
これは、今ブームとなりつつある「DAO」の原型では⁈ などと思いを巡らせながら『縄文研究✖️DAO』を考えている週末金曜日の朝です😃

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