見出し画像

【ホスピタリティ経営シリーズ】その1


ホスピタリティ&ワクワク組織のプロデュースを目指して!

このシリーズでは、「ホスピタリティ」について私の想いを綴ってゆきたいと思います。

私が考える「ホスピタリティ」とは「サービス」の概念を包含するものです。

「対価」を期待して提供される「サービス」、そして、対価を期待せず、相手に対する「思いやり」や「心づくし」など「愛心」を持って接する「ホスピタリティ」マインドは、組織経営にとって最も重要な要素でもあります。

私は、組織社会での「従業員」が、価値創造活動たる「仕事」にワクワクして取り組める「心身環境」を整えるには、ホスピタリティマインドが不可欠と思っています。

日本社会では大半の組織が、社長・理事長等トップマネジメントを頂点としたヒエラルキー型の組織体系であり、社員・従業員は組織に雇われた「労働者」としての見られ方が一般的です。

労働者は、組織の意思や意向、つまりビジョンに沿った方針に基づき「雇用(働か)される」事を前提として、「働き方」を模索しているのが今の「働き方改革」と呼ばれる取組のように感じられます。

私は、「労働者」として働く人たち、特に知識労働者は、これからの時代 もっと自律的かつ自主的裁量を持ちながら、「雇用」という形態ではなく「パートナー」としての立場で組織側と「協働」する時代になると思っています。

プロフェッショナルとしての個々の「暗黙知」を、「形式知」化して組織社会の価値創造活動に貢献してゆくスタイル!

貢献の対価として報酬を受け取る関係は、組織と個が上下関係ではなく対等の関係に基づく価値創造活動といえるものです。

組織に頼らず個人が成長してゆく仕組みは、社会の「場」つくりにあります。

「場」つくりとは、感動やワクワクを演出し、ホスピタリティマインドを持ってホラクラシー的集団(信頼の絆を相互にクロッシングさせたパートナーシップコミュニティ)や組織をプロデュースしてゆく活動です。

-続く-

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?