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『人間力指数』視点からの社会「場」創造に向けて! その3


「人間力」のうち「知力と感力」について考えてみたいと思います。

「知力」は言わずもがなの能力。
知識力や論理的思考力、科学的分析力や実証力、そして創造力なども「知」の力。

人間力のベースとなる大切な要素です。
言い換えれば、サイエンスの世界に繋がるもの。「理論」と「発見・証明・実証」の「科学・技術」の世界。

一方、「感力」は「感性力」とも言えるアートの世界。「心」を拠り所とした「人間味」の世界です。
ともすれば、サイエンス「知力」が人間力の最重要要素と思われがちですが「科学」だけでは人間社会が豊かにはならないこともあります。

人間が持つ「感性アート」の心、言い換えれば『美』意識。
「美」意識を醸成してゆくことが大切です。「美」と「知」とのバランスが人間力を熟成させてゆく!と私は考えています。

でも、多くの日本人は、仕事で「美」を考える事はありません。
「美」では、経済的対価を生み出すこと、要は、儲けられない!との意識があるからです。

私流の「美」が生み出す価値創造(感性弱者にならない)ストーリーテリングをご紹介しましょう。

「美心」は「幸福心」の触媒であり、幸福感のセルフ・エモーショナルマネジメント術を身につけていると、生産性や創造性を高められる!と確信しています。
幸福意識であるわくわく感は、心を刺激し、やる気を増進させてくれます。

「美」を感じる心「美心」の感性を磨くことで「幸福心」を感じられる「意識のセルフマネジメント」ができるようになります。

哲学や美学、幸福学等の視点で難しく考えるのではなく、感じたままの思いです。

私たちは、目に見える「綺麗」なものや「素晴らしい景色」例えば、ロマンチックな夕日や抜けるような青空、一面の花畑や満開の桜...、女性美、肉体美そして、心脳で感じる情景や人の優しさなどにも「美」を感じます。 
目の見えない方は、心で「美」の感じるとの話を聞いた事があります。心美眼です。

「感力」を磨いて、人間力に厚みを持たせれゆく事がとても大切だと思っています。

-続く-

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