『エンゲージメント』 の要素を因数分解してみると!

リンクアンドモチベーションのセミナーに参加しました。

「リンモチ」は『モチベーションクラウド』で、組織のエンゲージメントスコアを可視化するソリューションを企業等に提供しています。

役所広司さんのCMでお馴染みですよね。

セミナーでは、新たな学びをいただきました。
それは、『エンゲージメント』の要素分解による組織への実践対応の考え方!

まず「エンゲージメント」を大項目の因数に分解してみると、以下の4要素に分解できます。

・「目標」の魅力要素

・「活動」の魅力要素

・「組織」の魅力要素

・「待遇」の魅力要素

「目標」は、ビジョンや理念とも言える「目的」と言い換えられるものです。

自分が属する組織の存在意義や、社会意義、そして人類への貢献価値!といった「誇り」に感じられる要素です。

「活動」は、具体的な職務の内容や、価値創造に向けた努力の過程と達成感を楽しめるかどうかの要素です。

「組織」は、風土や文化とも言える要素。
その「場」で、仕事仲間(友人ではありません)」と、一緒に価値創造活動を行うことが心地良いか、また、ヒエラルキー組織構図の中で、ハラスメントまがいの雰囲気が無く、自分価値の承認と、人生時間の充実を感じられるかの要素です。

そして「待遇」は、金銭的処遇と非金銭的処遇の要素。
誰しもが、給料やボーナスをたくさん貰えるのは嬉しいものですが、価値創造対価として公平・公正な報酬であるかどうか。

また、非金銭的要素では、昇格・昇進の要素、つまり、組織内での責任権限が正当に与えらるているかの点、そして、フリンジベネフィットである福利厚生プログラム(生活支援、健康支援、知の支援、そしてライフシフト支援)の要素です。

「モチベーション(意欲)」の対象が明確に自己認識出来ており、それに対する挑戦へのパッションと期待感・達成感、更に承認実感が持てる組織「場」での人生時間は充実してゆきます。
『エンゲージメント』の根源です。

人間誰もが「エンゲージメント」パワーを持っていますが、組織の内的要因により、そのパワーに水を差すことがあるのが組織社会。

要素を大項目から中項目、そして小項目へと因数分解してゆくと、エンゲージメントパワーアップのヒントが見えてくると思います。
これ「場」つくりの大切な要素の一つです。^_^

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