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体系的「場」つくり理論シリーズ  その33「場」つくりで認識しておくべきネガティブ意識の人たちの特性と活性化手法!


人間が集団を作り何かの目標を持つと、目標に向かいポジティブ意識を持つ人たち(概ね10-20%)と、人任せの風見鶏ニュートラル意識の人たち(概ね60-70%)、そして何でも反対&ネガティブ意識を持つ人々(概ね10-20%)に分かれる傾向があります。

『2:8の法則』ともいわれます。

人間集団の特徴の一つです。

ネガティブな意識を持つ人々には共通項があります。

脳科学者の林成之氏の「脳に悪い7つの習慣」(幻冬舎新書)」によると、

・「興味がない」と物事を避ける事が多い

・「嫌だ」「疲れた」とグチを言う

・言われた事をコツコツやる

・常に効率を考えている

・やりたくないのに我慢して勉強する

・スポーツや、絵などの趣味がない

・めったに人をほめない

皆さんも心あたりあるのではないでしょうか。
「場」つくりを行うにあたり心得ておくべき人間集団心理の一つです。

特に、目標管理手法で『ノルマ』や『成果』を数値目標化されて「評価」を受ける組織に於いては、頷ける人々が多く居るものです。
本来、人間は怠惰な生き物!かもしれませんが、『意識の持ち方』次第で変わる事が出来る可能性も秘めているもの。

『意識の持ち方』とは、『自分自身の人生の生き方』とも言えます。
「人の人生放っておいてくれ~!」
と思われる人も多くいると思います。

当然だと思います。私も人からとやかく言われたくない一人ですから!

大切な事は、本人の『自覚』と『覚悟』を「覚醒」させる組織「場」を創造してゆく事。
強制的なルールをつくり、無理強いしてはいけません。
行き過ぎた「管理」をしてはいけません。
「信頼」を醸し出す我慢と覚悟、そして中庸意識やネガティブ意識に支配されている人たちの『自覚』を促してゆく「水向け」の演出術を施す事が「場」つくりプロデューサーに求められます。

どのようにすれば、組織で「風見鶏タイプ」や「ネガティヴ族」への意識改革の刺激と自覚を促す事が出来るのでしょうか。

一番難しい経営課題であり、簡単ではありませが『方法』はあります。
私がHappy Life Design Labでの活動を通して試行している『ゲーミフィケーション型組織活性化手法』というメソッドがあります。

「ゲーミフィケーション・マネジメント」とは、職場にエンタテイメント概念を組み込み、嫌々ながら仕事に携わっている層の人たちに、「働く歓び」や「わくわくワークス」を実感してもらえるマネジメント手法の一つです。

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