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Co-Creation & Innovation型ナレッジプラットフォームのプロデュース


今年のHLD Labは、社会的に意味ある「知の創造支援ナレッジプラットフォーム」の構築や「アイデアマネジメント」の基盤整備を進めています。

アイデアからコンセプトを創り出し、理論化してゆく過程は、知識労働者たるナレッジアーチスト/テクノロジスト達の仕事です。

個人レベルのアイデアをチームレベルでコンセプトに創りあげ、他の専門領域のナレッジスペシャリストにも共有化する理論構築を円滑に進めてゆく「知のスパイラル」活動。

この活動に不可欠な推進エンジンを「場」に据え付けて、効率的な運用を行うのは「場」のプロデューサーのミッションです。

クリエイティブワーカー、一人ひとりが持つ暗黙知たるアイデアを表出化させ、チームレベルで相互共有するには「知のプラットフォーム」を整備しなくてはなりません。

「知のプラットフォーム」とは、エンジニアの想いや つぶやき、デザイナーのデッサンや落書き、シナリオライターの構想メモ....等、何気無い行為に内在しているアイデアを、意味のある情報として利用出来る情報基盤を整備し、組織知に転換させる場です。

具体的には、社内イントラネット環境下での、社内SNSやポータル機能の活用そしてアナログホワイトボードの利用等、ちょっとした働き方の工夫により実現出来ます。

但し、ICTに関しては、便利機能を提供するだけでは意味がありません。
重要なポイントは、組織内で利用方法を徹底的に指南し、啓蒙し続ける事です。

ナレッジワーカー達に、働き方の視点を広げてもらい、マンネリになりかけているワークスタイルに、ちょっとした変化を取り入れてもらう事で、新鮮味を感じてもらう。それが閃きを触発しクリエイティビティが向上する事に繋がります。

個々人が有する能力は、様々な経験を通じ「知力」を生みだし、知力は、創造力の源泉になります。 個々人の知力を、組織の知力に転嫁、統合させて、組織の創造的イノベーションを触発する仕掛けが「ナレッジプラットフォーム」のコンセプトです。

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