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『エイジレス・ライフスタイル』の心得ノート その34 「ニューノーマル時代」のデジタルリテラシー!

今日から「緊急事態宣言」が解除され、日常が戻り始めています。
油断禁物ですが、外出の喜びを感じられる事は嬉しいものです。
これからは、「新しい生活スタイル」を意識して『新たな日常』が始まります。

自粛期間の間で、あらためて社会認識された事があります。
日本社会のデジタル化の遅れやテレワークに代表されるIoTリテラシーの低さが露呈し、DXやAIビッグデータの利活用の促進が急務!とのデジタル意識改革の必要性です。

今日はこのテーマについて考えてみたいと思います。

一般的にIoTやビッグデータは、組織の中では情報システム部門の専管事項、そしてAIはR&Dの領域の話のように思われがちですが、これからのニューノーマル時代では、誰にとっても重要な領域であり、皆さんももこの流れについて行かねばなりません。

特に管理部門、中でも総務FM部門に従事されている方々は「総」ての業「務」に通じておく意識を持っておく事が大切です。
組織の中で、どの部門も担っていない「重要領域」と思われる仕事のフォローは、総務FMのミッションです。

萬屋総務には、社内でたらい回しされている話が来る事が度々ありますが、「それは総務の仕事ではないから○○部に聞いて下さい」といった対応は決して取ってはいけません。
たとえ、担当以外の話であったとしても、困っている人の話を一旦受けたうえで、丁寧にかつ誠意を持って対応する事が大切です。

一見、総務FMとは関係無さそうな世界も、「総務」マインドたる「ホスピタリティ精神」と「好奇心」を持って「自分こと」として取組んでみると、違う世界が見えてくるものです。
IoTやAI、ビッグデータの世界も同じ発想で観る事が大切です。

以下、組織人の観点でIoTとAIの未来図を考えてみたいと思います。

世の中、IoTやOpenstackのクラウドテクノロジーが想像していた以上に早いスピードと勢いでTransformしています。
世の中に存在する膨大な情報を収集し、使える情報に適時加工する事で、ビジネスや業務管理に活用してゆく環境は既に整いつつあります。
IoT,AIそしてビッグデータの領域は、現実世界でかなり利用され始めています。

総務FM業務に於いても、近い将来は、ビルメンテナンス、エネルギー管理、空調コントロール、採光コントロール、Co2管理、在館者管理、入退室管理、清掃管理...etc
と行った業務領域でのIoT環境を構築し、ビッグデータとAIテクノロジーを取り入れる事で、飛躍的にオフィス「場」の管理や在館者マネジメントのレベルを向上させることができるようになります。

3Dセンサーを活用した空調コントロールや、在館者(オフィス内に在室している人)をリアルタイムで把握できたり(災害時にも使うます)、ビルメンテナンスの必要情報がリアルタイムで見える化する事もできます。

しかし、まだまだ課題もあります。
センサー技術やネットワーク技術、そしてビッグデータ解析技術等の専門領域のエンジニア集団と、そのシステムを利用する側の専門家集団が協創してゆく環境をいかに整えてゆくか、そして、環境構築の投資額をいかに適正化するか、といった問題です。

私は、組織社会の未来図にIoT&AIは必ず重要な関わりを持ってくると思っています。
これからは、だれもがIoT等開発に携わっているメーカーやサービスプロバイダーに「いかに使うか」を意見出来るように意識レベルを上げてゆく事が必要です。

これからの時代、社内に居るばかりでは世界は広がりません。
でも、リアル場ではCovit-19リスクに晒されています。
デジタルリテラシーの向上と、バーチャル「場」での活動マインドのリセットをしてゆく事が肝要です。

私は、当面の間はリモート活動を続ける予定です。

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