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『人間力指数』視点からの社会「場」創造に向けて! その6「持続力」を考える!


今朝は持ち続ける力「持続力」について考えてみたいと思います。
「持続力」は、知力、観察力や創造力といった思考能力とは異なる『意志の能力』です。

意志力、つまり「注意力や感情や欲望をコントロールする能力。自己コントロールする力」です。

『The Willpower Instinct(意志力の本質)』の著者、Kelly McGonigalは、意志力を3つの力に分けて説明しています。

・しない意志力:いわゆる自制心で、一般的に意志力だと思われている能力(誘惑に打ち克つ)

・する意志力:難しいことをやり遂げたいという気持ちや充足感を思い出す能力

・したい意志力:一番大事にしなければならないことを頭の中で常に明確にし続ける能力

二番目の三番目の意志力は、長期的な目標を達成したり習慣を変えたりする前向きな能力です。
「持続力」とは、「したい意志力」です。

「持続力」を習得するには、まずは自己観察(自己分析)し、自分の仕事観や人生観とは何かを意識してみる事。そして、自分自身が目指す仕事人としての長期的な目標や、理想とするライフワークスタイルのイメージを思い描いてみること。

誰もが、最初は漠然としたイメージしか浮かびませんが、繰り返しイメージングを続けるうちに、「目標」が見えてきます。確固たる「目標」は「したい意志力」を明確に意識させる事になります。

目標を達成する為に艱難辛苦を耐え忍ぶ「忍耐」や、出来るまで続けようとする「継続」が「持続力」を高める源泉であり力となります。
次回は「忍耐力」について考えてみます。

-続く-

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