見出し画像

『社会の在り方』を考える休日


オミクロンが猛威を振るいはじめています。

せっかく感染者数が一桁まで減ってきていたのに「またか!」の思いです。

回復基調にあった旅行・観光ホテル業界は、予約のキャンセルが相次ぎ、事業活動を継続してゆく上で大きなダメージとなっています。

こうした事業会社にとっては、キャンセルにより売上が消えてしまい損失が拡大!経営がネガティブスパイラルに‼︎
既に、多くの会社が市場から退出している現実社会。

この状況を自分意識の中でシンプル考察してみました。

パンデミックにより、厳しい『業界・業種』(例えば飲食業界や旅行業界など)もあれば、増収増益で大変好調な『業種・業界』(例えば、インターネット関連業界等)もあります。

厳しい事業環境に直面する会社を「仕方ない」で済ませてよいのでしょうか。私は、資本主義の基本ルールとは言え「仕方ない」と考えるのは、何か釈然としない意識にかられます。
国からの施策(GO TOなど)はありましたが、根本的な解決ではありません。
何かがおかしくないか?との思いを抱きます。

世界規模で唱えられているSDGs の本義は「誰一人取り残されることの無い社会活動」!とされています。
SDGsは人類社会視点ですから「会社」に当てはめてみると『どの組織(会社)も取り残される(社会退出させられる)ことの無い社会』⁈とも読み替えられるべきもの⁉︎
でも、民主的資本主義経済の社会では難しいことは「常識」⁉︎

資本主義社会とは「競争社会」であり、「共創社会」的意識を持っても限界があります。
例えば、各社の営業機密は共有されません!
他社より優位で効率的に価値創造、つまり稼ぐことが優先される「社会構造」が資本主義⁉︎

パンデミックで困っている会社を、好調な会社が助けることなど普通はあり得ないのも資本主義社会。
会社が「淘汰」される理由はさまざまなので、一概に論じることは出来ませんが、これって何かSDGs意識との矛盾を感じてしまいます。

私たち人類が目指す『SDGs 世界』は、資本主義社会とどのように調和させてゆくことができるのでしょうか。

などなど、パンデミックがもたらしている現世の社会の在り方に想いを巡らせている成人の日です。

皆さまはどう思われますか。🧐

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?