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これが『新しい資本主義』⁉︎


更なる「成長」を志向し「成長分野」への人材投資と、GX&DXへの投資を推進してゆくとのこと。

「デジタル田園都市国家構想」もこの流れですね。5.7兆円もの大きな予算規模は、まさに国家プロジェクト!

私自身、デジ田応援団で「専務理事」の立場で、この一大国家プロジェクトに関与させていただける事は光栄な事です。

私流の視点からは、「成長」の意を人々の「幸福成長」ととらえて応援してゆきたいと思います。
また、『新しい資本主義』の意味をより拡大させてゆく観点として『幸福資本主義』を視座に置いた「HX」(Happiness Transformation )をも推進できればと「妄想中」^_^

【日経新聞より】

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6月に閣議決定する「新しい資本主義」実行計画は岸田文雄政権の成長戦略の看板になる。
人への投資に重点を置き、働き手が成長分野に円滑に移れる仕組みを整える。非正規も含め100万人が教育訓練や転職支援を受けられるようにする。

首相が掲げる新しい資本主義は当初、分配を強調していた。成長を軽視しているとの批判もあった。今回の原案は気候変動や少子高齢化、格差など社会課題への投資を成長のエンジンとして、持続可能な経済を追求する姿勢を示した。

実現には予算措置や制度改正など政策実行のスピードが重要になる。雇用維持など当面の危機対応から将来の成長に政権運営の軸足を移せるかが問われる。

原案はスタートアップ支援や人への投資のほか、科学技術・イノベーション、グリーントランスフォーメーション(GX)、デジタルトランスフォーメーション(DX)への投資を強調した。

人への投資は成長分野への労働移動を打ち出した。企業内だけではなく行政や地域が連携して働き手のスキルを高める仕組みを検討する。特にIT(情報技術)人材の強化を重視する。転職やキャリアアップについて社外で相談できる体制を整えるなど、100万人に支援を提供する。

独自性が高いアイデアを持つ若手研究者を発掘・支援する事業を大幅に拡充する。IT分野を中心に、対象を現在の年間70人程度から5年間で500人規模に広げる。フリーランスが報酬の支払い遅れなどのトラブルに巻き込まれないよう、新たな法整備を検討する。

企業における男女の賃金格差の公表義務づけや、公益重視の会社形態を検討する方針も掲げた。

家計の金融資産が貯蓄から投資に向かい、企業の成長の恩恵が家計に及ぶ好循環の創出もめざす。少額投資非課税制度(NISA)の拡充などを盛り込んだ。

科学技術では量子、人工知能(AI)、バイオ分野などの研究開発を予算や税制などで後押しする。首相官邸に科学技術顧問を置くと明記した。半導体の開発・生産をはじめとする先端技術の覇権争いが激しくなっていることも背景にある。

気候変動問題を「克服すべき最大の課題」と位置づけた。脱炭素に必要とみる今後10年で150兆円超の投資をめざす。国として将来にわたる財源を確保し、継続的に投資するため、新たな国債「GX経済移行債(仮称)」を発行する。民間投資の呼び水にもする。

再生可能エネルギーとともに原子力発電を最大限活用する方針も示した。次世代型の太陽電池や地熱発電、小型原子炉などの開発に取り組む。

経済安全保障の観点から半導体やレアアース、電池、医薬品など重要物資のサプライチェーン(供給網)も支援する。重要技術を持つ民間企業の資本を国主導で増強する案も盛り込んだ。

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