ファシリティマネジメントフォーラム2020 『FM価値を可視化する ワークテック最前線』

先週フォーラムでのエッセンス!

2020年は「働き方改革」が、新段階にステージアップする年。

『ファシリティマネジメント』は新しいステージに進化し「働き方改革2.0」を牽引してゆく原動力になると思います。

フォーラムでは、FMステークスホルダーともいえる経営者やナレッジワーカーが、FMの意義と意味、そして期待効果 センスメイキングできる『FMワークテック』の色々をご紹介しました。

社会で働く人々が、サスティナブルでわくわく感を感じながら、イノベーションを誘発させてゆく『英知誘発の場』を創造・演出・運営し、労使の『ウェルビーング』を実現してゆくのが『戦略FM』のミッション。

ミッション遂行には投資が必要。

問題は、どのようにして、こうした「投資期待効果」を仮説検証し、収益拡大に繋がるかを「FMステークスホルダー」に納得してもらうストーリーを構築するかという点。

この実践的ソリューションの一つが、ワーク&センシングテックを活用した「投資価値の可視化」アプローチです!

センシングする対象領域としては、   

1.ワークプレイス環境

2.ワークスタイルの態様

3.個人のバイタルチェック(健康状態)&フィードバック(自覚)

人間が仕事活動をするのに最適な「空間環境」「時間環境」「意識環境」「心理的安全度合」、そして「自分の心身健康状態の自覚」などが、「仕事の生産性」を上げてゆけるか!
との相関性や因果の仮説検証と、ストーリーテリングファクターを収集・集積させてゆくツールが『センシングテック』の役割です。

よく、「測ること」を目的とするような話を聞きますが、目的は「場」の価値を高めること。
センシングは、あくまでもツールでしかありません。
集めたデータを解析・分析するプロセスこそ、人間の英知を発揮できる仕事です。

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