直感力の価値

『論理』と『直感』!
どちらが、経営判断や事業の決断、そして人生の決断に直面した時に使える手法でしょうか。

と急に言っても二者択一にはなりませんよね。

「論理」とは、思考や議論を進めていく上での道筋や論法です。

判断の岐路に立った時に、論理的思考を駆使し、合理的道筋を考えて「決断」するか、
「直感」つまり、論理的な脳思考に依らず、体内から感じる本能的な感覚や勘あるいは「瞬間のひらめき」により「決断」するか。

もちろん、正解、不正解の問題ではありません。
私の経験では、局面によって使い分けてゆく事が大切だと思っています。

但し、「直感力」を意味のあるものとして使うには、「論理的思考力」を相当のレベルに引き上げておく事が不可欠です。

要は、「論理」思考や行動の経験を積み重ね、体内で感じる本能感度と鋭敏な感覚力を磨き上げることです。

ビジネスシーンや人生の岐路で「直感力」を活かせる人は、単なる「勘」に頼るのではなく、論理的な判断経験の積み重ねにより、頭ではなくGuts(内臓・五臓六腑)に染み込んでいる経験知をスパークさせられる人たちです。
英語では「Guts Feeling」とも言います。

チョット俗な言い方をすれば、「運」と「つき」を呼びこむ「勘所」を、意識的にコントロールできるようになれば、仕事、そして人生が楽しくなるはず!

そのためには、日頃から『考える習慣(論理思考)』と『感じるセンス』をルーティン化して、「直感力」の磨き込みに努力する生き方が大切だと思います。

ゴールはありません。私もまだまだ日々研鑽を続けている段階です。

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