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テレパシーコミュニケーション その8『気』の意味と合わせ方 気合術!


『気』の意味の一つは、『人間や環境が持つエネルギー』です。「オーラ」と言われることもあります。

『気』の「広範な意味」は壮大複雑であり、人間の歴史の中で様々な探究が深められてきました。

ここでは、あまり難しい事や意味を探ってゆくのではなく、私たちが日頃、何気なく使っている「気」について意識を向け整理してみます。

例えば、「気持ち」「元気」「活気」「雰囲気」「意気」「熱気」「勇気」「士気」.....など、とても多くの「気」にまつわる言葉があります。

私は、人間の「気」の要素には、

・意識
・物事に反応したりあれこれ考える「心」の動き
・精神の盛り上がり(気勢)
・何かをしよう(したい)と思う「心」の動き
・気分や気持ち
・心遣い
・興味や関心
などがあり、また、「場(環境)」の「気」の要素は、物理空間に流れる「空気」「気流」、そして人間の「気」が集合的に醸し出す「雰囲気」「活気」「熱気」などがあると考えています。

例えば、リアル場である「オフィス」等で、人間同士の生の接触や交流、そして共有する時空間での存在を意識しながら活動してゆく中で、無意識のうちに「感じる」何か!が『気』(オーラ)と言われるものです。

普段は、皆さんもあまり意識していないと思いますので、気づかない事が多いと思いますが、コロナ禍の期間中、在宅仕事が多くなっていたと思いますが、たまに出社して同僚などとオフィスで会うと、ホットしたり、何か安心するような気持ちになりませんでしたか。  これも人の「気」を感じられるからですよね。

私は、『気』は、組織の中で「価値創造活動(働く)」を行っている人々の、人間関係やチームワークを構築してゆく上で不可欠な要素の一つと考えています。

誰もが、チームビルドには「コミュニケーション」が大切!といいます。
皆さんは、コミュニケーションには、「言語」によるものと「非言語」によるものがある事はご存知ですよね。
非言語コミュニケーションには、身振り手振りや頷き、表情や目配せなどに加えて「気」の交流も含まれています。
「気」が合う人とのコミュニケーションは、多くの言葉を交わさずとも、分かり合える経験された事ありませんか。

私は、人間が持つ「気」という精神要素が、組織の「チームビルド」に不可欠な、メンバー相互の「心の絆」や「認知」、そして「信頼」を醸成してゆく過程での「触媒」となる大切な要素と考えています。
AIには「気(オーラ)」はありません。そして、バーチャルコミュニケーションや、リモート(テレ)ワークの環境下では「気」を感じる」事ができません。 

人間同士が、リアル場での交わりを通して感じられる「気」の意味と、人間の特権でもある「感性」や「理性」、そして「悟性」を触発させる「気」の力こそがテレパシーコミュニケーションに繋がるものです。

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