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やる、やらない。

朝起きて、二度寝して、昼寝して、夕寝して。

ひさしぶりにそんな過ごし方をした正月だった。心なしか鏡ごしに映った自分の肌艶がよい気がする。とにかく、後先のことなんか考えずに食べて寝て、気が向いたら本をぱらぱらと読んで、眠くなったらまた寝て、ぼうっと過ごす、幸せな休日。

たくさんは必要ないから、たまあに、そんな日を過ごせるととても嬉しい気分になるんだなと、あらためて思えた。睡眠って偉大。

仕事がはじまると、きっとまた「早く起きなきゃ」「朝スッキリ起きる方法ってないのか」と探し出す。SNSで流れてくる、睡眠の類の記事を見かけるたびに、たぶんクリックしちゃう。

でもそれって、睡眠を削ってもやらないといけないこと(多くは仕事)があるからだよなあ。しっかり眠るためには、別の何かの時間を削らないといけない。なんだか、自分の中で何かと何かの時間の奪い合いをずっとしている気がする。

自分の悪い癖で「これもやりたい」「あれもやりたい」ってなりがちなのだけど、「あれはやらない」って、やらないことを決めるの大切さを最近ひしひし感じる。起きてるのが17-18時間しかないのに、日々の仕事に8時間もとられて、通勤が2時間で。ご飯の時間とか寝支度の時間もあると、残りのたった数時間を、こんなにたくさんの選択肢からなにに割り振ればいいの!ほんとに、めっちゃ苦しいわ。

苦しいなかで、こんなどうにもならない文章をこうやって書くことを選んでるわけだから、変なのと思いつつ、これは譲らないようにせねばとも思う。いくつか脳がぽわぽわになる楽しみは「やらない」と決めて、しばらくは進んでみようと思います。

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