infatuationeyes monthly plays‪ Herbie Nichols‬

前回に引き続きアルバムlove gloom cash loveの中から俺の知ってる限り唯一のソロ演奏のバラードです。とてもとても独創的なイントロ、もはやこっちが本編と言ってもいいほど。おーそらく…恐らくキーD♭に対するドミナントのハービーニコルスさんなりの解釈なのかなーー?ボトムはほとんどA♭でそこにこれでもかと謎だけど美しい和音が乗せられます。どう言う手順で和音を選んでるかはほんと謎。ハービーニコルスさんの曲はかなりの数を採譜してみましたがパターン性は皆無。既存のコード進行にメロディを乗せることもありません。イントロ最後の高音からスケールで降りてくる所の左手のボイシングも全く謎、なんでサウンドしてるのか全く理解不能です。本編はキーCの比較的親切な進行のワルツですがしょっぱなのコードが何故E♭のオーギュメントなのかはまーったくの謎!普通の耳の持ち主なら到底選び得ないコードだと思います。本編サビは恐らくこの頃非常にハマっていたんだろうと思うペダルポイント。アウトロはイントロとほぼ一緒、オールラストE♭m7→A♭7→D♭の動きがG♭/A♭→F/A→D♭ってなってるのがハービーニコルスさんの天才的な所ですねー。タイトルinfatuation eyes、infatuation、受験で習わなかったぞ、夢中、夢中?名詞?名詞と名詞並べちゃうパターン?なんか適当に夢中な眼差しとか訳してたけどちょい違うかな?infatuationalじゃないとそうならないなー。これはlove gloom cash loveの時と同じく、夢中〜瞳、みたいな表現なんでしょうか?愛、旅立ちみたいな。なんなんでしょう?

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