同じ事の繰り返しになってないだろうか。

ホームレスとは何なのか。

家が無いという意味でしか全体を括ることは出来ない。
そこに至る背景は、それこそ全員違うのだ。
私だってホームレスの一員には違いないのだが、皆がイメージするホームレスとは大きく離れているのも自覚している。
税金も払ってるし、会社も運営している、今の所生活保護を受ける予定もない。
そうなるとホームレスというカテゴリーには入らないのだろう。
しかし、間違いなくホームレスだ。

今回問題になっているのは、ホームレスという言葉に紐づけされた「社会のお荷物」とされる人達だ。
しかし、ここで立ち止まって考えてみると、私は結構お荷物になっている。
落語界という世界で、師匠(志らく)にとって、私は健やかな弟子ではない。迷惑を一方的に掛ける出来の悪い弟子である。そう。完璧なお荷物なのだ。
想定する範囲を広くすると、途端に責任がぼやけるが、誰しもが誰かのお荷物になっている。
「生活保護」を受けているというアイコンがあるから、お荷物として考えがちなのだ。

神でもない限り、誰かに迷惑をかけて、かけられて生きている。

この迷惑をかける、かけられる問題は一瞬にして攻守交代してしまう。

わかりやすいのがこの記事
https://tsukuroi.tokyo/2021/08/14/1600/

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