月刊こしら Vol.73 (2021年6月号) 「特技がないなら〇〇をやれ!」
「特技がないなら〇〇をやれ!」 文・立川こしら
ベーシックインカムや、AI社会などコロナ禍で新たに見聞きした事柄も多いでしょう。
しかし、これらはもっと前から(皆さんの知らない所で)話題になっていて、突然湧いて出た話ではありません。
AIに仕事を奪われるなんて今更騒いでいる人は、もう一度小学生にでも戻って社会の勉強をするべきです。
新たな技術力が生まれて、淘汰される仕事なんて、蒸気機関が発見されるもっと前からあった事です。
なぜ自分が最先端の仕事をしていると勘違いできるのでしょうか。
どんな仕事だって、新たな概念が誕生したら廃れるのです。その為に仕事を嘆く前に自分をアップデートし続ける事が大切です。
突き詰めて行けば、ほとんどの仕事が単純作業で、あとはAIを搭載した小型ロボットの性能や価格次第です。
今は人件費の方が安いから人間に働き口があるだけです。
クリエイティブな仕事をしているのは本当に一握り、創造する事を得意としないAIに唯一仕事を奪われないのは人類において、一握りしかいないのです。
その上、ベーシックインカムなんて始まってしまったら、いよいよ働く場所がなくなってしまいます。
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