六枚落ち(飛角金銀落ち)自戦記

お久しぶりですね。
社会人1年目の私は今日も元気に出勤だったのですが、通勤の電車で酷い腹痛に襲われました。

痛すぎてエビみたいに腰を曲げながらなんとか職場までたどり着き、お手洗いに20分程籠もって何とか事なきを得ましたが、何でしょうねこれ…
何か悪い物を食べた覚えないし。

昼休み、普段は外に食べに行くのですが、今日は職場の先輩に将棋を指そうと言われたのでコンビニで済ませました。

その方は私が元奨だと知っているので、「飛角金銀落ちで!」と言ってきました。「そんな手合いはないですよ…」と返したのですが、敢えなく対局開始。

六枚落ち鬼畜Ver.

なんかこれ、十枚落ちより桂香を拾われる分、酷い気がしてきました。
以下進んで下図は仕掛の直前です。

下手は綺麗な美濃囲い。評価値は+3000くらいですね。

駒組みの時点で手合い違いを悟りましたが、ここで▲77桂と指され、その手が指せる人とはやりたくないなと思いました笑
どうしても▲65歩からの数の攻めが受かりません。


上手玉は必至ですが、新人のやる気は会社にアピールしなければなりません。


だいぶ進んで上図。何とか下手の守備駒を剥がし、逆転の予感がしました。
ここから、△45桂▲48玉△37銀▲59玉△34玉と粘り、以下▲32龍△25玉▲35龍△16玉…

直前の▲35龍では、▲28桂!の妙手で負けでした。


ここまで来ると事件です。下手は以降、▲68玉と逃げ出すチャンスを逃し、下図が最終盤です。

△57桂成~△48銀成の狙いを受けて▲49香と粘ってきた場面。


ここで第一感は△48香▲同香△57桂成でしたが、ふたたび▲49香と受けられるとすぐの詰みはありません。

変化図。でも△68歩くらいで必至ですね。



そこで、1個前の図に戻って△48香▲同香に△57桂不成!が会心の寄せ。
これで1手必至になっています。

こういうのは平手の実戦で発見したい。


今のところ、今日のこれが平手を含む今年No.1の寄せなので、越えられるように頑張ります。
ちなみに、これは旅行用の小さい盤で指したのですが、ちょっと目立ってて恥ずかしかったです。
先輩にはリベンジを宣言されたので、また対局できるのを楽しみにしています。


久しぶりのnote、楽しかったのでまた書きたいです。

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