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チャクラについての解説

大日不可思議では、ご自身の才能を発揮し、天命に対して十二分に取り組んでいただくことを目的として「チャクラの調整の神事」をご提供しております。今回は、あらためて「チャクラについて」まとめましたので、ご一読ください。

1.チャクラとは

チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」の意味を持つ身体の7つの主要部分にあるエネルギーセンターのことで、見える人にとっては、まさに車輪のように(時計回りに)くるくると回って見えます。また、感じる人にとっては、熱量を持った回転するエネルギーとして感じることができます。

1)チャクラの役割

身体の主要部にある「チャクラ」は、魂の状態をあらわす「バロメーター」であるとともに「気」を取り込む役割があります。

仮に、魂が人間の「本部」だとするなら、チャクラはそのに「支部」にあたります。各支部の好不調/発達具合はチャクラの開き具合や形、回路に反映しているので、各支部の各々の状態をみることによってその人間の(霊的のみならず)現世的な肉体/精神的発達状況、バランス状態を察知することができます。

チャクラは「開けた/開けない」というよりも、肉体/精神的健康度・チャクラの発達/成熟度合いの「バロメーター」なのです。

たとえば、肉体的に疲労していたり、精神的に落ち込んでいたりすると、チャクラの状態は弱々しくなり、取り込む「気」も少なくなります。ますが、肉体/精神的にすっかり回復すると、チャクラの状態は再び本来の状態に戻ります。

本来の状態に戻ったチャクラは、再び「気」を充分に取り込むことができるようになります。

2)チャクラの異常

チャクラは、肉体的・精神/感情的・社会的大事件に接しするなどして、大きなショックを受けたとき、本来の正常値に対して「閉じすぎる」「開きすぎる」といった一過性の防衛本能を発揮します。このとき、チャクラは正常値の範囲を超えて、異常値を示すことがあります。

異常値の影響としては、チャクラが(正常値に対して)閉じすぎている・色が悪い・回転が遅すぎると、チャク ラを通して入ってくる「気」が充分に入ってこなかったり、開きすぎている・色が明るす ぎる・回転が速すぎると、第三者の「念」や「雑霊」を拾いやすくなります。

このようなチャクラに生じた異常は、時間の経過とともに、肉体/精神の様々な不調を引き起こす原因になります。さらに、7つチャクラは基本的には独立しているものの、そのうちのいくつかが重大な損傷を受けると、すべてのチャクラに影響が及ぶこともわかっています。

2.チャクラの特色

1)チャクラの位置と色

7つのチャクラは、背骨の基底部である尾骶骨から、背骨に沿って頭頂部までのエネルギーライン上に位置しています。

チャクラの位置と色

2)チャクラの機能

第1チャクラ 嗅覚/生命力の源泉
ルート(べース)チャクラと呼ばれています。ヨガなどではムーラチャクラとも呼ばれます。 肉体的には、脚や骨、免疫システム、直腸などを司り、五感では嗅覚が対応しています。

ここでいう嗅覚とは、いわゆる「臭い」を察知するという機能と同時に、危険等を察知する防衛本能としての「第六感」といったニュアンスも含まれ、どちらかというと後者のニュアンスが強いです。

第1チャクラが正常だと、肉体/精神的に安らぎが得られているので、結果として周囲の人間 を安心させるオーラを放つことができます。反対にこのチャクラに異常があると、精神的に不安定となり、その傾向が悪化すると「被害妄想」 のようなマイナスのパワーを持つこととなります。

このチャクラの安定には、家族や友人など、親しい人たちとの円滑な人間関係が必要となります。


第2チャクラ 味覚/創造力/変化
セイクラル(仙骨)チャクラ、性のチャクラ、「甘さ」を意味するスヴァディスターナチャクラなとどと呼ばれ、よろこび、性、動き、変化などを司り、感情や欲求、セクシャリティ、ロマンスを通じて物質世界との交流を通して、よろこび楽しむといった機能を持っています。

また、腸の部分に位置していることも含め、食に関する味覚を司ると同時に、嗅覚だけではなく、感情やフィーリングを表す機能、他者の気持ちを察する能力にも関係しています。肉体的には生殖器や膀胱、精巣、卵巣を司り、五感では味覚が対応しています。

第2チャクラが正常だと、生への関心が高まり、人生に対してよりポジティブに取り組むことができるようになります。自力で人生を切り開く源泉ともいえるでしょう。 逆にこのチャクラに異常値があると、人生に対して後ろ向きになったり、肝心なときに気力が充実しなかったり、食欲/性欲異常をきたし、 拒食/過食症に陥ってみたり、鬱病や性機能障害に陥る可能性が高まることが考えられます。


第3チャクラ 視覚(自らの光で周囲を明るく照らすことで、見通しをよくする)/自分らしさ(自我)を確立し、自分を信じる力の源泉
丹田やみぞおちに位置するこのチャクラは、ソーラープレクサスチャクラとも呼ばれ、光を発することにより、未来を見通したり、周囲の状況を的確に判断するという機能を持ちます。「光る宝石」を意味するマニプーラチャクラもこのチャクラのことです。

このチャクラの主要な役割は「責任能力」で、そのことが「自分の意志で自らの人生を決定する」 ということにもつながっています。 肉体的には、胃と肝臓・腎臓などの非消化器官全般を司っており、五感では視覚が対応しています。

第3チャクラが正常だと、自分に自信を持つことができるようになり、自分の意図と合致した行動を日々選べるようになるとともに、膨大なエネルギーが全身に供給されるため、あらゆる困難 に対しても、常にポジティブな気持ちで向かっていけるようになります。 逆にこのチャクラに異常があると、呼吸器系統に異常を生じたり、自分への自信を喪失する反動 から、他人に対して高圧的な態度に出たり、イライラや「切れる」といった行動が出る可能性が高まるといえるでしょう。


第4チャクラ 触覚/愛情(自己愛・他人に対する愛情)
胸部の中央に位置し、ハートチャクラとも呼ばれ、ここに魂が宿っているとも言われます。「魂と肉体の共存」を指すことから「衝突がない」という意味で、アナハタチャクラとも呼ばれます。 物理的な接触だけでなく、プラス・マイナスどちらの感情やエネルギーに触れた際にも機能します。

このチャクラは、「愛」を司っていると言われていますが、その愛は官能/性的なものというよ りも、もっと安らかで安定した瞑想的なエネルギーのことです。 肉体的には、心臓・循環器・動脈・血流を司っており、五感では触覚が対応しています。

第4チャクラが正常だと、自己への無条件の信頼から、他者に対しての寛容性の源泉となります。いわゆる「引き寄せの法則/シンクロニシティ」も、このチャクラの働きです。逆にこのチャクラに異常値があると、愛に対する恐れや不安、自己不信から、他人との関係にも様々な障害が発生します。

特に、本来付き合うべきでない人間関係に引き寄せられてしまう/付き合うべき人間関係を遠ざけてしまうことにより人間関係での苦労を背負いこむことになります。また、このチャクラは霊主体従の源泉でもあるので、異常があると過度の物質主義(物理的な欲望が高まる)に陥る可能性があります。


第5チャクラ 聴覚/コミュニケーション能力・表現力
首の付け根中央部に位置するのでスロートチャクラと呼ばます。また、サンスクリット語で「浄化」を意味するヴィシュッダチャクラとも呼ばれています。 その主な役割は「言語によるコミュニケーション」です。

目的を持って語ることで自己表現をするという機能以外に、人の話に素直に耳を傾けることによって、自己の見識を深め、精神的な成長を促すという機能を司っています。 もちろん、音楽関係者はこのチャクラが極度に発達しています。 肉体的には、喉と首・甲状腺・気管・食道・口・耳・肺・乳房・リンパなどを司っており、五感では聴覚が対応しています。

第5チャクラが正常だと、コミュニケーション能力が発達するとともに、言葉が自分の魂を表現することから、いわゆる「言動一致」の状態となっていきます。逆にこのチャクラに異常があると、他人に対して攻撃的になるか、壁を作るようになり、他人とのコミュニケーションを遮断するようになり、いわゆる「躁鬱」状態となる可能性が高まります。また、相手/周囲を見ているようで肝心なときに正反対の結論を出してしまうといったこともおきます。

このチャクラに異常値を持っている人間は、過去に一定期間、家族を含めた周りの人間との軋轢、負荷のかかる人間関係を経験していることが多ようです。また、何らかの薬物中毒に陥ってしまうのも、このチャクラの異常値が影響しています。


第6チャクラ 第六感/叡智/直観力/スピリチュアリティ―
第三の目とも言われ、眉間の上に位置するチャクラです。「知覚する」「知る」「コントロールする」との意味でアジーナーチャクラとも呼ばれます。

このチャクラは「人生を正しく見ることと、思考の現実化能力」を司っていて、インスピレーション・洞察力・理解力・叡智などの源泉です。肉体的には、頭や脳、目、すべての感覚器官と神経系、静脈/リンパなどを司るほか、いわゆる第六感に関係しています。

このチャクラが正常だと、記憶力や知的な学習能力が高まるだけでなく、論理的な思考をする左脳と、直観的な思考をする右脳のバランスがよくなり、結果脳全体を活性化することになります。逆に、このチャクラに異常値があると、マイナス思考に陥りやすく、左脳と右脳のバランスが悪くなるため、物事全般に対する視野が狭くなるという傾向が強くなります。その結果、考えているはずなのに土壇場で正しい結論に達しなかったりといったことがおきます。

また、霊能力者にとって必要不可欠な第6チャクラですが、このチャクラの力を正常に行使するためには、五感の十分な発達がその前提となります。そうでないと、「狸・キツネ」の類の低級霊/神を引き込み「自らは神である」といった「勘違い」を生じ、周囲に絶大なる弊害を及ぼす結果となります。


第7チャクラ 感覚の統合
クラウンチャクラ、あるいは「千倍」という意味のサハスラーラとも呼ばれます。霊性や意識次元の拡大、創造全般に対応し、五感と第六感を統合することで、いわゆる「悟り」 の境地に辿り着く第一歩となります。

換言すると、動物的な生き方、つまり生存本能をベースとした生き方から、より「カミ」に近い生き方、つまり物欲主導の生き方から高次の使命感(滅私奉公・霊主体従)を伴った生き方へと向かうようになります。

このような目に見えない世界に関する「真実」をおのずから理解できるようになると、物事を言葉によって理解するというよりも、直観/感覚・概念として理解するという感覚が身についてくるようになります。肉体的には、松果体と下垂体、脳および神経系全般を司っています。

なお、いわゆる精神世界に過度の興味を持つ人間は、人工的にチャクラをいじくられたことがなくても、総じて、第6・7チャクラに異常を抱えている傾向が多くみられます。

3.チャクラの持つ力を引き出す方法

上記のチャクラの諸機能は、古今東西の様々な文献で語られる機能を検証、取捨選択したものです。

と同時に、上記の機能は「大日不可思議」が説く「人間の特性*」をまったく考慮に入れていないことから、すべての人間に当てはまるものではありません。*詳しくはここでは割愛します。

1)悪影響を与える習慣の改善

冒頭にも申し上げた通り、チャクラは「開けた/開けない」というよりも、肉体/精神的健康度・チャクラの発達/成熟度合いの「バロメーター」です。

チャクラが本来の正常値に戻ったからといって、魔法のように「自分に自信が湧く」「人生が前向きになる」「表現力が豊かになる」「才能が目覚める」「健康になる」ということが起きるわけではありません。

正常値に戻すことで「チャクラが正しく機能するようになる」「異常値によって引き起こされていた問題が改善に向かう」とお考えください。ですので、チャクラが持つ本来の力を引き出すためには、肉体や精神への取り組みが不可欠になります。

ストレスを溜めやすい環境の改善
仕事におけるストレスなどによっても、チャクラに異常が生じます。ですので、チャクラの調整後は悪影響を受けていたこれまでの働き方を変える、環境を変える/見直すことが必要になるでしょう。

とはいえ、人間は「習慣の動物」ですから、すぐには変えられないかもしれませんが、しばらくするとその「違和感」に気づき、改善への取り組みが進むことが考えられます。

また別の考え方として、後述する「過度な刺激」がやめられないのであれば「(本人が認識していなくても)現在の環境が合っていない」ということが言えるでしょう。

感覚への過度な刺激の改善
チャクラは各感覚に対応しています。端的にいうと「過度の刺激」はすべてにおいて好ましくなく、チャクラに異常を引き起こす原因となります。簡易的にですが、以下に具体的な指針を示しておきます。

第1チャクラ(嗅覚):過度な香料などの使用を控えましょう。また、香水やアロマ、タバコ、お香などには合う人/合わない人がいます。

第2チャクラ(味覚):ジャンクフードが悪いとは言いませんが、辛過ぎる食べ物は霊的に好ましくありません。「ストレス食い」には注意してください。

第3チャクラ(視覚):PC作業や長時間のスマホ使用による目の酷使や、強い光の明滅などは好ましくありません。適度に目を休めてください。

第4チャクラ(触覚):肌触りのよい好ましいものを選びましょう。化繊は悪いわけではありません。ただ、化繊が合わないと感じる人は、コットンやウール、シルクなどを選ぶとよいでしょう。

第5チャクラ(聴覚):イヤホンの使用は思っている以上に耳に負担をかけますので、家ではなるべくスピーカーで聴くようにしましょう。

ただ「現世的に」好ましいと本人が感じることと、客観的に好ましいことの間には、たとえば学業/トレーニングをする際にやりたくない気持ちを我慢して継続することで効果があるように、しばしば、大きな乖離があります。特に、霊的に敏感な体質をお持ちの方の場合、極端にいうと、その関係は正反対の場合がほとんどのようです。

また、前述のように第6チャクラの正常な行使には、五感の十分な発達が必要ですので、このチャクラを発達させる場合も、第1〜第5チャクラへの取り組みが必要となります。

そして、第7チャクラは、第1〜第6チャクラを統合する役割を持ですので、望ましい生活習慣(第1〜第5チャクラへの取り組み)に加え、五感を発達させる方法として感覚を研ぎ澄ます瞑想にも取り組むとよいでしょう。

チャクラをよく発達させる方法は(繰り返しますが、開花させる/させないという話ではありません)、肉体/精神的コンディションを整えることともいえるでしょう。食べ過ぎ/飲み過ぎのセーブ、身体のケア、各種の養生、読書などによる精神的な成長、瞑想などにもぜひ取り組んでください。

2)チャクラ調整の神事

大日不可思議に縁する方というのは、何かしらの霊的な問題を抱えている方が少なくありません。そして、本人がそれを信じるかどうかはともかくとして、チャクラがある以上、それらに異常があると、前述のような症状を有するようになります。

また、チャクラに異常があるということがどういうことかというと、たとえば本人の潜在的な能力の合計を100 とした場合、その内訳が

現状発揮されている能力・・・・・・45
先祖霊の霊障のマイナス分・・・・・30
チャクラの異常値によるマイナス分・25

といった具合に、本来のポテンシャルを大幅に阻害してしまっているという一般的な傾向がみられます。

また、身の回りの品々や、種々の経路で集めたお守り・神具・開運グッズ・仏像などに不必要な「念」 を呼び込んでいたり、そもそもそれらの品々にマイナスのエネルギーが注入されていたりすると、肉体/精神に著しく影響を受けますので「現状発揮されている能力」はさらに低くなります。

よって、みなさまが何かしらの苦しい現状を打破したいと願うとき、あれこれと努力されたり、神社仏閣・パワースポット巡りをしたり、チャクラの開発/開花を求めたり、占い師に相談したり、スピリチュアルなセッションを受けたりといった話以前の前提として、自らの能力や運気が100%発揮されているかという問題があります。

大日不可思議としては、諸々の神事やチャクラ調整をさせていただくことで、精神世界への不必要な「興味」を最小限に抑え「修行の場である」この世で今世のご自身の宿題を「自力で」こなしていただけるようになることを最終の目的としています。

おわりに

「チャクラの異常」という話をはじめて聞いた方もいらっしゃると思います。なにぶん「目に見えない世界」の話ですので、生死に関係がないのだからそのままでいい/そんな話は信じない/私が聞いた話は違うということもあるかもしれません。

もし、肉体/精神的不調があれば、現代医学ではまったく違った所見と治療法を提示するでしょう。

上記はあくまでも大日不可思議としての見解であり、それを強制する気はまったくないこと、これを信じなかったからといって不利益を被るようなものでは全くありませんことを重ねて申し上げておきます。

大日不可思議から見るチャクラのありかた
チャクラは正常値であることが望ましく「開いているのが良い」というわけではありません。よって「チャクラを(ヨガなどで自己)開発する」、霊能力者等に「チャクラを開いてもらう」などという行為は厳に慎む必要があります。

特に、人為的にチャクラを「開いた」場合、「念」や「雑霊」といった本来であれば拾う必要のない「魔」を拾う可能性が極めて高くなります。

昨今のスピリチュアルブームの影響からか「興味本位でスピリチュアルなセッションを受けた後から、幻聴が聞こえるようになった」「スピリチュアルなグッズを買ってから妻が精神的におかしくなった」というような相談は枚挙にいとまがありません。

なお「チャクラ調整の神事」のご依頼、または、本記事に関するご不明点や疑問などがございましたら、各代理店までお気軽にお問い合わせください。

大日不可思議本部

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