見出し画像

【2019秋-04】感情を揺さぶる世界最先端の演劇!あいちトリエンナーレツアー

~キュレーターが2演目ご案内!想像力と共感を試そう~
開催日:2019年9月8日(日)
開催地:愛知県名古屋市
ガイド:相馬千秋さん / あいちトリエンナーレ キュレーター(パフォーミングアーツ)

こんにちは。
大ナゴヤツアーズです。
今回は、現在開催中のあいちトリエンナーレでパフォーミングアーツを2公演観賞してきました。
その時の様子をちょっとだけお伝えします。

感情を揺さぶる世界最先端の演劇

ガイドは、あいちトリエンナーレでパフォーミングアーツのキュレーションをされている相馬千秋さん。普段舞台を見慣れているという方も、あいちトリエンナーレがきっかけではじめて見るという方も、相馬さんに「鑑賞のヒント」をいただくことで舞台の見所を知ることができました。
鑑賞するのがますます楽しみになりますね!

サエボーグ『House of L』

こちらは決められた椅子に座って観劇をするのではなく、サエボーグさんの作った世界の中に飛び込んで自由に回遊しながら体験していくスタイルです。
扉を開けるとすぐに、ビニールで作られた森や特大の動物が。
よく見ると、犬は怪我をしていたり弱っているところが見受けられます。その意味や周りの景色にひそむサエボーグさんの創作の意図をじっくり伺うと、見えていた景色に新しい視点が生まれます。


モニラ・アルカディリ『髭の幻』

2つめの作品はモニラ・アルカディリ『髭の幻』。
こちらは中東出身の女性の作品です。アフタートークでは本人がご出演下さり、作品へかける思いを伺いました。
日本のアニメーションに憧れて16歳でクウェートから日本に留学したということで、日本語がとても堪能!作品にも日本での体験が色濃く反映しているということでした。
ただ、残念ながら舞台の表現上問題があるということで、モニラさんの出身国クウェートでは上演ができないようです。日本ではなかなかなじみがない中東の文化を体感できた時間でした。

サエボーグ『House of L』第2幕

『House of L』は2つの構成となっており、『髭の幻』鑑賞後は再度こちらに戻ってきて第2幕を楽しみました!
5匹の陽気な動物が存分に観客におもてなしをしてくれるところから始まります。ツーショット写真の時間あり、カラオケあり…としていると突然解体がはじまり。。。

舞台を鑑賞するとき、自分なりの見所がわかり、作家のメッセージを受け取れたような体験もでき、またそれを仲間と共有する楽しみもありました。
非日常から受け取った「何か」を、自らが生きる日常へ持ち帰ることのできるようなツアーでした。

―――――――――――――――――――――
これから開催予定のツアーズはこちら!
http://dai-nagoyatours.jp/

秋の「あいちトリエンナーレツアー」はこちら!

http://dai-nagoyatours.jp/article/7070.html
―――――――――――――――――――――





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?