学ぶ・学び合う場が集まる「大ナゴヤ大学」
大ナゴヤ大学は、「街がまるごとキャンパス」&「誰でも先生、誰でも学生」をコンセプトに、毎月ナゴヤ圏で、学ぶ・学び合う場をつくっています。 noteマガジン「大ナゴヤなこと」では、主に「授業」についての記事をまとめています。
初回は、「大ナゴヤ大学」のコンセプトについて紹介。
「大ナゴヤ大学」の名前には、「街」のいいところと「大学」のいいところ、どっちも取り入れるという理念が込められています。
「街」には、古くからあるお店や人の繋がりがあり、
新しいカルチャーやビジネスが生まれています。
あらゆるジャンルの様々なエネルギーが集まって、
つねに何かが生み出されているこの街は、
他には例を見ないほど「魅力的な人」の宝庫です。
一方で「大学」には、「お金」とは別の価値観があったり、
世の中よりゆっくりな時間があったり、広々とした空間があったり、
そういう場所だからこそできる研究や教育があったり…
知性や好奇心に対する雄大なスタンスが存在します。
「街」と「大学」ふたつをくっつけてみると「あれもできる」「これもできる」と一気にアイデアが広がっていきました。
この「街」がまるごとキャンパスです。
時には地下街、時には堀川、時には三河湾に浮かぶ島。
街じゅうの施設と連携しながら、カリキュラム単位で変わる教室。
学びたいナゴヤ圏内の、全国の、世界の人がナゴヤに集う。
いわば、ナゴヤのすべてがキャンパスです。
学生は、先生にもなれます。
教える人は生涯教える人。教わる人は生涯教わる人。
役割の決まりきった教育ではなく、
「教える」と「教わる」を自由に行き来できる教育。
考えてもみてください。教えるとなったら、
ものすごく勉強してしまうだろうし、
教えることで、はじめて教わることもきっと沢山あるはずです。
いつまでたっても卒業しない。それがきっと、大ナゴヤ大学の優等生です。
たとえば学生同士の横のつながりから、
予期せぬサークルが生まれたりする。
若い人たちがどんどん参加してくれて、
数年後も数十年後も、その人たちがいてくれる。
もっと自由で、もっと広がりのある「生涯学習」の場を、
つくりたいと思っています。
大ナゴヤ大学の授業
2009年9月の開校以来、600以上の「授業」をつくってきました。「きっかけをつくる」を大切に「授業」のテーマは、食、歴史・文化、暮らし、アート、スポーツなど多種多彩。
朝の市場の活きをそのまま!スパイスからつくるカレーの奥深さを知るランチタイムをご一緒に!~柳橋中央市場~
感じたことを、言葉に〜アート作品の解説文をオリジナルで作ってみよう〜
コミュニティナースってどんな人?〜まちで出会える看護師さんと見つけるわたしとあなたの自分らしさの処方せん〜
2020年からは毎月第2土曜を「まだ見ぬ、面白い」への扉を開くきっかけの日「大ナゴヤの日」として、参加費無料で楽しめる授業を開催しています。
さらに、歩くことを通じてまちを知る「まちシル」(有料)、名古屋城さんとつくる学びでつながる城とまち「城子屋」など、授業テーマも増えてきました。
「あなたがいれば、カタチが変わる」
関わる人によって、カタチを変えながら進んでいく「大ナゴヤ大学」。次回は「大ナゴヤの日」について紹介します。お楽しみに!
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