見出し画像

診療施設貸付制度に必要な診療施設整備計画認定申請書の提出

個人事業主なら、誰しもが低金利で融資を受けたいと思っているハズ。産業動物を対象として動物病院を作るならば、産業動物診療施設資金貸付制度にて0.3%の金利で融資を受けることができる。コレはぜひ利用したい。しかし、この制度を利用するためには診療施設整備計画書を都道府県に提出し、知事の許可を得なければならない。

これまでに、担当部局とやり取りをし、申請フォームをもらっていた。さらに、この計画書を提出するためには、診療施設整備の見積書や農業共済組合との契約書の添付が必要であることを知った。まず、急いで各種見積書を用意した。事前に診療体制について考えておいて本当に良かったと思った。

農業共済組合との契約書は、結果的に今回は不要であった。千葉県の場合、産業動物獣医師として開業する場合、開業獣医師と指定獣医師という選択肢ががあるようだ。そして、指定獣医師のみが農業共済組合と契約を交わす事になるのだが、年に一度のタイミングらしい。つまり、中途半端な時期に開業する僕の場合は、開業獣医師になるしかない。そして、開業獣医師は農業共済組合との契約書はないそうだ。なお、開業獣医師と指定獣医師の違いは、診療費の受け取り方が異なるようだ。

さて、何とか見積書と共に診療施設整備計画書の提出が完了した。今から振り返ると、産業動物診療施設資金貸付制度を利用して融資を受けるには、①事業計画を作る、②必要な診療設備をリストアップ、③診療設備の見積書をもらう、④ 見積書と共に診療施設整備計画書の提出、⑤診療施設整備計画書を持って日本政策金融公庫に融資の依頼、という順番がスムーズなようだ。こういうのも体験談が書かれていないから、やってみないと分からない。今日はここまで!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?