アラフォーの手習い~チェロ2~
一週間ぶりのチェロ。
習いに行っているのに、楽器は持っていないので、文字通りの一週間ぶり。
その間に自分なりにできることをしようと、この一週間に次のレッスンで練習しそうなページに音符の読み方?音の名前?を書いておいた。
ヘ音記号の楽譜の読み方は苦手なので。
行った結果。
新しいことへのデビューをした。
なんと、左手で弦を押さえて音を変える!
つまり、今までは右手で弦を左右に弾くだけで音をだす練習をしていた。
からの左手デビュー。
ただ、ここからが
なんですか!?奇跡で音を出すのですか⁉
偶然の賜物で音を出すのですか⁉
の連続。
弦を人差し指から順に押さえて音を出すのだけれど、そこから決められた音を出すために置く指の位置は、
勘だった。。。
なんかこの辺ですかねぇ。みたいな。
ギターみたいに押さえる場所が決まっているわけではないのだった。
そんなの奇跡じゃないと的確な音はでないよ!
偶然の一致の連続やん!
と心の中では戸惑いの叫びがでていた。
そのため、私はずっと自分の左手の指の位置を見ながら弾く。
もちろん先生からは、「左手は見ないで弾くんだよ」と言われる。
ですよね。
じゃあどうやって出る音が分かるのか。。。
結局は練習の回数ってことなんだろうな。
そして、4本ある弦のうち、どの弦をどの指で押さえるとどんな音がでるか説明をしてくれた。一つずつ押さえる指が増えると半音上がるらしい。
そして、半音と半音が合わさって全音になるらしい。
「先生、半音と全音ってなんですか?」
ほとんどの音楽用語が初耳。
いや、本当は学校の音楽の授業で習っていたらしい。
でも先生はそんなことは少しも出さず、ピアノの鍵盤の絵を描いて半音と全音の説明をしてくれた。
その最中私は、
『先生、なぜピアノの鍵盤の絵を何も見ずに描けるんですか⁉』
『ミとファの間に黒い鍵盤がないなんて初耳です!』
『えっ、シとドの間にもないんですか⁉』
チェロ以外の驚きを心の中で叫んでいた。
『えっ何々⁉どういうこと⁉』
というような
チェロは奇跡と偶然の一致の賜物で弾くことを知り、たくさん驚く
30分だった。
帰り道、30分間の衝撃連打の整理をしながら、自分の過去を振り返る。
私、小学校の頃ピアノを長いこと習わせてもらっていたよな…
確かに昔ピアノの先生が、どの鍵盤を押したら、どの音が出るか位置を覚えるようにって言ってたような…
長いことピアノを習わせてもらった結果、
ヘ音記号がついた楽譜はいまいち読めない
ピアノの鍵盤を覚えていない
#または♭が付かない音があることを知らない
半音と全音って何ですか?
って。。。
本当にざっくりと弾くピアノを長いこと習わせてもらっていたんだなと
親に感謝とすいませんという思いが出た。
言い訳でいえば、あの頃、
鍵盤の位置と出る音なんて覚えられるわけないやろ!
と思っていた。
だから私は学習した。来週までに
弦から出る音とどの指で押さえたら、どの音が出るかを
覚えていこう!
そうすれば次のレッスンでは少しすんなり授業が進むのではないか。
今週は夜な夜な自分で作った課題に挑んでみる。
もちろんチェロは持っていないので、
あるバンド同様、
エアチェロで練習。出る音は自分でチューニングした鼻歌。
私、ちゃんと過去の経験を基に前向きに考えている。
そしてチェロに前のめり。
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