選考委員長は「女性・命・自由」のメッセージを訴えた ほか
10月9日、世界で今起きていること
選考委員長は「女性・命・自由」のメッセージを訴えた
今年のノーベル平和賞に選ばれたのは、イランの人権活動家、ナルゲス・モハンマディでした。モハンマディは女性の権利擁護や死刑制度の廃止を訴えて活動してきましたが、当局からは何度も逮捕され、現在も首都テヘランの刑務所で服役しています。賞を選考するノーベル委員会によると、モハンマディの受賞理由は「イランにおける女性の抑圧と闘い、すべての人の人権と自由を促進するために闘ったこと」とされています。モハンマディが平和賞に選ばれたことを受けて、ヨーロッパのイラン人コミュニティではイラン政府に対する抗議の声もあがっており、イギリスでは7日、ロンドンの議会前で、およそ20人が女性の権利の擁護などを求めて抗議デモを行いました。
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