【MTG:モダン】アミュレットタイタン備忘録【No.4】店舗大会


出場大会

2/25 晴れる屋千葉 レア皇帝争奪モダン(参加者13名)

結果

R1:カスケードクラッシュ(ドメイン型) ×-×
R2:エスパー御霊 ×-○-×
R3:マーフォーク ○-○
R4:青白コントロール(タッチドメイン型)×-×

スイス 1-3:12位

R1:カスケードクラッシュ(ドメイン型) ×-×

友人の持ち込んだカスケードクラッシュとの対戦。
そのためデッキが「ギルドパクトの力線」入りのカスケードクラッシュであると分かっていた。

サイドとしては、
in:「気前の良いエント」*3
in:「嵐の怒り」*3
in:「ワームとぐろエンジン」*1
out:「ウルザの物語」*4
out:「耕作する巨躯」*1
out:「精力の護符」*2

サイドに「月の大魔術師」を取っていることを知っていたため、
「ウルザの物語」は全て抜いた。
その代わりとなる「気前の良いエント」を入れる。
同様に月嵌め状態では効力の薄い「精力の護符」を減らし、合わせて「耕作する巨躯」も抜く。
「ドラコの末裔」や場に出たサイトークンを処理できる「嵐の怒り」は3枚投入。
月嵌め状況下でも盤面のマウントを取り返せる札として「ワームとぐろエンジン」を投入。

反省点としては色々ある。
「ギルドパクトの力線」を「耐え抜くもの、母聖樹」で破壊するタイミングなど。
「ドラコの末裔」を警戒して破壊してしまったが、結果的に相手のカスケードターンを1ターン早めてしまった。
「ドラコの末裔」は4枚なのに対しカスケード札は合計8枚あるのだから、安易に土地を一枚加速させたことは悪手だった。
「ドラコの末裔」が出てきた後で絆魂を嫌って壊す、で良かったと思う。
結果的に相手のキルターンを早めてしまい、負けに繋がった。

またサイド戦略が後ろ向き過ぎたと思う。
先手なのだから、もっと自分のデッキの行動を押し付ける戦略を取った方が良かったと思っている。
「防御の光網」の投入をするべきだった。
結果論ではあるが「緻密」の存在によって、カスケードをタップアウトで行いつつ「緻密」構えをされたことで敗北した。
もし「防御の光網」を置けていれば、安易なタップアウトを許さずゲームの主導権を簡単に渡すことはなかったはず。
ドメイン型であるため「力線の束縛」という「防御の光網」の回答札が存在する相手だが、もしも「力線の束縛」に加え「緻密」もあり、そしてカスケードまで持っていたのであれば、それはもう諦めるしかないだろう。

R2:エスパー御霊 ×-○-×

前回の大会でも感じた不利と思われるマッチアップ。
2本目が取れた理由は、単純に相手の引きに助けられたため。

サイドは以下のようにした。
in:「ボジューカ沼」*1
in:「忍耐」*1
out:「原始のタイタン」*1
out:「迷える探究者、梓」*1

「御霊の復讐」がインスタントなため効きづらいと分かりつつも、墓地リソースをにらむために「ボジューカ沼」を投入。
1枚だけなのが心もとないが、クリティカルに対応できる「忍耐」を投入。

「原始のタイタン」を抜いた理由は、相手の釣り先2体である「グリセルブランド」と「偉大なる統一者、アトラクサ」がそれぞれ絆魂持ちであり、「原始のタイタン」を用いた場合の射程圏であるライフから大きく離れることが想像されたため。
「耕作する巨躯」による巨大サイズによる攻撃が有効と判断した。

「迷える探究者、梓」を抜いた理由としては、サイドカードが少ない故1枚でも多く引けるように「探検」を優先したため。

このマッチアップは墓地対策が出来なければハンドアドバンテージ面で致命的に差がつく上、絆魂によってアミュレットタイタンが主戦場とするライフの射程圏から相手が逃れて行ってしまうという不利マッチと思われる。
少なくともメイン戦においては7:3以上の不利を感じる。
千葉晴れる屋という環境においては、エスパー御霊がいることが多いため仮想的としてサイドカードを増やす選択肢はありか。

最初の「御霊の復讐」を防ぐことが、エスパー御霊を相手する場合に必要となる条件。
ハンデスやカウンターという妨害手段を取りづらいデッキであるため、墓地対策が主な対抗手段になると思われる。
その他「神聖なる月光」や「封じ込める僧侶」なども対抗策となりうる。

上記から、サイドカードとしては墓地対策を入れることになる。
墓地対策としてはインスタントタイミングでの対応が行えるもの、もしくは先置きして効力を発揮するものが必要条件で、最速2t目、概ね3t目の仕掛けに対応できることが望ましい。
この条件で考えると候補は以下のカードあたりだろうか。
・「墓堀の檻」
・「大祖師の遺産」
・「トーモッドの墓所」
・「忍耐」
・「外科的摘出」
・「フェアリーの忌み者」

前者3つはコストが0又は1のアーティファクトであるため「ウルザの物語」から持ってくることが出来るのが偉い部分。
ただ先置きする置物であるため、割られてしまうことによる無力化という懸念は付きまとう。アミュレットタイタンというデッキのため、サイドから「精力の護符」を意識した置物対策がサイドから入りやすい。

後者の3つは”手札”から、”0マナ”で、”インスタントタイミング”でという構えておく対策として必要な条件を揃えたカードたち。墓地対策としてはそれぞれ一長一短ありといったところ。
素出しが現実的であり、スタッツ的にも優秀な「忍耐」がやや一歩リードか。

サイド構成は要検討とする。
また、この対面についてはマリガンをして対策カードを初手に持つことが必須となることだけ意識した方がよさそうだ。
一回目の「御霊の復讐」をかわせれば、ある程度マッチアップの不利が改善しそうだ。

R3:マーフォーク ○-○

メインは先手3ターン目に20点出て勝ち。
サイド後は「ティシャーナの潮縛り」などのサイドカードに苦しめられつつも、お相手のマナフラッドによりこちらの打点が間に合って勝ち。

サイドは以下のような感じ。
in:「気前の良いエント」*3
in:「嵐の怒り」*3
in:「四肢切断」*2
out:「ウルザの物語」*4
out:「迷える探究者、梓」*1
out:「探検」*1
out:「探索する巨躯」*1
out:「イリーシア木立のドライアド」*1

「激浪の形成師」や「広がりゆく海」を嫌って「ウルザの物語」を全抜き。
代わりにいつも通り「気前の良いエント」を投入。
「気前の良いエント」はサイド後の「嵐の怒り」に必要な赤マナとして、「踏み鳴らされる地」を持ってくることにも役立つ。

後攻ということもあり、まくり札である「嵐の怒り」を全て投入。
4点全体ダメージなので、マーフォークのロードが3体までなら全て流せる計算。
単純に頭数を減らすため、また「海と空のシヴィエルン」の耐性を突破できるように「四肢切断」を投入。
「イリーシア木立のドライアド」を減らしたのは、相手の島渡りを助力してしまう可能性があったため。

R4:青白コントロール(タッチドメイン型)×-×

「覆いを割くもの、ナーセット」と「一日の終わり」のコンボが入った青白コントロールのタッチドメイン型。
メインから「虹色の終焉」、「力線の束縛」が4積みずつされており、こちらの「精力の護符」が場に定着することがなく、「魂の洞窟」を介した「原始のタイタン」も「緻密」によって弾かれる。
「覆いを割くもの、ナーセット」によって「一つの指輪」が強く使えず、「一日の終わり」で手札も奪われるという、とてもキツいマッチアップだった。

サイドは以下のような感じ。
in:「嵐の怒り」*3
out:「耕作する巨躯」*1
out:「精力の護符」*2

ナーセットごと相手の攻め手である「孤独」と「緻密」を一掃して欲しいという期待を込めて「嵐の怒り」*3を投入。
抜いたものは定着を期待できない「精力の護符」と、それが無ければ弱くナーセットにも弱い「耕作する巨躯」。

こちらの大振りのアクションに対して非常に強い構成のデッキなため、意識としてタイタンを出すことを目標にプレイするのではなく、「ウルザの物語」の構築物トークンによる圧をかけながら、あわよくばタイタンの展開を狙う方向としたが、合っていたのだろうか。
構築物トークンに対してのアクションを相手から多く引き出せはしたが、サブプラン故の筋の弱さがあり「一つの指輪」による1ターンの無敵とリソース回復を超える圧はなかった。
結局、構築物トークンを対処されたうえでこちらのタイタンは通らず敗着となった。

「防御の光網」を入れるべきだったと反省。
ソーサリータイミングでの動きを強要し、かつアーティファクトであるため構築物トークンを軸に戦うのであればサイズアップになった。
また対処すべき置物を増やすことで、相手の除去の的散らしになり本命のタイタンを通すための露払いと出来たかもしれないと思う。

デッキの感想

相手のデッキ判明後の戦略の立て方、サイドカードの考え方が下手。
デッキのカード云々よりも先にそこを考え直す必要ありと感じた。
それはそれとして、サイドにこんなカードがあれば…という思いはあるので、サイドとさらにはメインについても自分の思う修正を加えて自分の考えを検証していきたい。

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