日本連邦共和国

2020年頃に ついに日本の国の中にも 国が樹立された。

山脈に囲まれた盆地の土地で 若者の地元離れが深刻になり、 トランプ政権に影響を受け 緩やかな鎖国状態を 市長が提案した。

まずは通貨を地域内で回すこと、 そして地域で育った人材を 流出させないことを柱とし 地産地消 おしすすめた。

市長は地域内でしか通用しない通過 を発行した。 その通貨の特徴は 地域内でしか使えない。 使用期限があり 貯蓄ができない。 そしてその通貨は 年金として支払われる。

そしてその地域に生まれたものは ある一定期間の税金を納めることにより 地域独自の年金 が支払われ 老後の心配というものがなくなった。

その年金は ある一定期間で確実に使われ、 地域内で作られた農産物や製品にのみ 使えるという性質上 地域の中で物の循環が行われた。

その試みは 日本各地の 力のある地域から真似され、 日本の国内に 小さな国が 増え始めた。

それはあたかも 戦国時代のようであった。 やがて地域が力を持つと 日本国は ある程度の権限を国に任せた。

やがて日本は江戸時代のように 小さな国の集合体 連邦国家となったのだ。