介護夜勤をはじめて②

介護夜勤を始めて、1年ほど経った時から、複数のナースコール対応や大量のオムツ交換がしんどくなってきました。もう少し楽な職場はないかなぁと思い、特養と老健を終えてから、グループホームとサ高住で働いてみることにしました。

グループホーム夜勤

グループホームは認知症の人が共同生活を営む施設形態で、介護士が食事を作るというのが大きな特徴です。建前としては、利用者さんと一緒に作ることになっていますが、実際に作れるような人は居ないことがほとんどです。
 グループホーム(以下、グルホ)の夜勤を始めた感想は、めっちゃ楽でした。利用者9人だし、私の掛け持ち先施設はナースコールもないしで、天国みたいな環境でした。夜は定時の巡視と排泄以外はやることがなく、横になってゆっくりできるのでほんとに楽でした。有料老人ホーム、特養、老健と経験しましたが、一番職員が高齢だったのもグルホでした。それだけ肉体的なしんどさは少ない施設だと思います。
 グルホ夜勤は、他の施設に比べると1割ほど単価が安かったですが、この仕事内容で3万円貰えるのであれば、貰いすぎと感じるぐらいゆったりして楽な夜勤です。去年の夏頃から、今まで色んなグルホに行きましたが、徘徊がなければ本当に楽です。ある程度、年齢行ってから介護をやる人におすすめできると思います。

サ高住夜勤

グルホがあまりに楽で、体力を持て余していたので、サ高住でも働いてみることにしました。サ高住の働き方は、高齢者の住んでいるところに訪問して、介護サービスを提供するという形態です。
 施設によりますが、利用者さんが自立していたら、夜間帯ほんとに何もやることなく、グルホ同様ゆっくりできます。ただ、施設によっては介護度が高い人が多いところや徘徊する人が多いところなど、有料老人ホームと変わらないところも多くあり、未経験の方が始めるのはあまりおすすめできないという印象です。

現在

 現在は有料老人ホームのパート夜勤とグルホ夜勤を2箇所掛け持ちで働いて、月に70万円ほど稼いでいます。(3×24=72万円)体力と夜勤に抵抗がなければ、これほど楽で稼げる仕事もないと思います。
 もし、今無職でやることがない方や給料で困っている人がいればおすすめしたいです。
 施設ガチャや利用者ガチャ、適正などいろいろな要素はありますが、スキルのない人間がこれだけの金額を稼ごうと思ったら、介護夜勤の掛け持ちが一番簡単だと思います。(特に低スペック男性)

介護士を初めてからの収入

2021/08 20万円
09 25万円
10 25万円
11 29万円
12 26万円
01 30万円(年末年始手当込み)
02 45万円(掛け持ちスタート)
03 42万円
04 48万円
05 48万円
06 56万円(老健掛け持ちスタート)
07  52万円
08 48万円(グルホ掛け持ち)
09 51万円
10 51万円(サ高住掛け持ち)
11 54万円 
12 66万円(グルホとグルホ掛け持ち)
01 70万円(年末年始手当と突発での出勤込み)
02 69万円(見込み)


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