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ぺんてる スマッシュがAmazonで安く売っている件

先日、ぺんてるのシャープペン スマッシュ(0.5mm)がAmazonで定価(1,100円)の半額以下で売っているのを発見しました。

一時期(何年前かは忘れましたが)は売り切れ続出で入手困難だったのを知っている身としては、この価格で販売していることに驚きを隠せません。
中学生・高校生のときに使っていましたが、当時はECサイトが発達しておらず、このスマッシュを買うために探し回ったのはいい思い出です。


今回は折角なので、今回はぺんてるのスマッシュについて紹介したいと思います。

1. ぺんてる スマッシュとは

ぺんてるから発売されている製図用シャープペンで、発売が1986年という昔からあるシャープペンです。同時期にぺんてるから”グラフ1000 フォープロ”というシャープペンが発売されていますが、グラフ1000 フォープロを一般向けにしたのがスマッシュと言われています。

※参考までにグラフ1000 フォープロ はこちら↓↓
(本来の定価が1,100円なのでこちらも安くなってます)

ちなみにスマッシュ、グラフ1000 フォープロどちらも使ったことがありますが、軸がやや太いスマッシュの方が書きやすいと思いました。ただし、どちらも非常に書きやすいシャープペンであることは間違いないです。
本記事ではスマッシュを推しますが、余裕があればグラフ1000 フォープロも試していただきたいというのが本音です。

2. スマッシュの良いところ

実際にスマッシュを使ってきて良いところを挙げていきます。

1. 口金とグリップが一体化
口金とはシャープペンの芯が出る先端の部分で、ほとんどのシャープペンは口金とグリップが分離している構造なのですが、スマッシュの場合は口金とグリップが一体化しているため筆記時のぐらつきが少ないです。一体化していないと口金が徐々に緩んできてしまい筆記時にグラつきが出る可能性がありますが、そんな心配は無用です。

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2. 独特なグリップ
スマッシュのグリップ部は金属とラバーのハイブリット構造になっています(注1)。グリップ部が全て金属だと、グリップ部が変形しにくく精度の高い筆記ができる一方で滑りやすい(注2)といった欠点があります。逆に全てラバーにすると滑りにくくなる一方で握ったときにグリップが変形してしまい筆記時の精度が若干悪くなるといった欠点があります。このスマッシュはハイブリッド構造のおかげで滑りにくさとグリップ部の変形の強さの両面を持っています

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3. ノック部の精度の良さ
ノックする際の遊びが全くなくノックのクリック感が非常に気持ちいいです(注3)。ノック部にジャバラのパーツを用いており、デザイン性も非常に高いです。
また、ぺんてるのホームページによると、10万回のノックに耐えると書かれており、耐久性も抜群のようです。

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3. シャープペンが必要であるならば間違いなく買いです

「書く」ことに関して非常に優秀なシャープペンであるため、シャープペンを使う場面が多く、シャープペン選びに迷っている場合、このスマッシュは間違いなく買いです。
最近のシャープペンは芯の削れ具合が均一になるものや芯が折れづらいといったのを売りにしている製品が多く、機能的にわかりやすいためそちらに目が行きがちですが、こういった作り方の精度の高いシンプルに書きやすいシャープペンも選択肢としてはアリではないでしょうか。

注1:グラフ1000 フォープロも同じ構造をしていますが、ラバーの比率がスマッシュの方が高くなっています(一般向けに合わせたのだと思います)
注2:金属製グリップの場合、ローレット加工といった形で滑りにくくなっていますが、個人的にはラバーグリップよりは滑りやすいと思います
注3:グラフ1000 フォープロと同じ機構です(芯出しのメカの部分が金属チャック)

#忘れられない一本

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