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カサデオリーバ day10 / 作画塗装、カッティングシート

中野ミューラルプロジェクト
カサデオリーバday10
2023/3/8(Wed)
作画塗装 /アーティスト、カッティングシート制作 / アシスタントチーム

今日は、昨日と同じ内容を進めていきます。

高所の作業ですが、今回の足場はかなり揺れが少なく、幅もあり、安定しています。
アシスタントチームの初現場がこんな感じでよかった〜。
あんまり危ないのだと、作業お願いすることも出来ないと思ってたけど、これだと
安心して預けていられます。


アーティストとアシスタント一人が壁面塗装に。
もう一人のアシスタントはカッティングシートの制作に回る体制になってます。カッティングシートは思ったより時間擁しています。

塗装できない窓部分にカッティングシートを貼り絵を繋げます。
これにこだわっているのは、理由があります。
この作品の良さは、黒いラインが自由に滑らかに躍動してる様だと思います。しかし特徴的な黒ラインが密集したエリアはちょうど窓に被って配置されてしまうからどうにか残したかった。

そしてもともと今回のミューラルプロジェクトでは、どの壁画でも、制作方法に独自の手法を取り入れたいという思いがありました。
描かれる内容はもちろんのこと、それを決めるプロセス(ワークショップなど)も地域プロジェクトとして重要視している今回。

そしてさらに僕は、施工方法のユニークさで世界の他の壁画やミューラルプロジェクトと差別化することを模索してきました。

国内外様々なプロジェクトがあるなかで、僕たちが取り組むプロジェクトに色々な角度から独自性を持たせることでオリジナリティを高めたい。

壁画を単なる平面作品ではなく、既存のビルと塗料を材料にした、パブリックで巨大な立体インスタレーション作品でという捉え方で考えて、いろんな仕掛けをしていくことができるし、そこにディレクションのユニークさを表現できるのではないかと考えているんです。

だから、新しい試みが含まれているし、それはやってみないとわからない不安な部分でもあるんだけど、、、常にチャレンジの部分がある方が面白い。
いい感じにできるといいんだけど。。


カッティングシートの作業場は、1Fの車の隣のスペースへ移動。
施設の皆さんもお仕事してる場所です。

常に、現場ごとに、どうにか出来るだけ近くにいい感じの即席オフィスを構えたい。あるとないとじゃ大違い。本当に重要なポイントです。

引越し即席オフィスも楽しいし!

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