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本との遭遇覚書・人生の歩きかた図鑑

若者が集まる場所に本を並べることができるかもしれない。
そんな話があり、少しずつ動いています。
どんな本を並べようかと考えた時に、真っ先に思い浮かんだのは、

『どうしたらいいかわからない君のための人生の歩きかた図鑑』(石井光太)と遭遇してほしいということ。

学校、家庭、体、お金、進路。困った時にどうすればいいのか、だれに(どこに)相談すればいいのかを具体的に示してくれる本です。
まずは相談してしてみようと窓口を示すのは大切です。それを知らなかったが故に起こる悲劇も多くあります。
でもこの手の本は、なかなか若者に届きにくい。本が好きな人でも、学校図書館や公立図書館のティーンズコーナーを利用しているならともかく、新刊書店やネットだけではこの本にたどり着くのは難しいでしょう。本に興味がなければなおさらです。
だからこそ若者がいる場所に、そっとこの本を置きたいのです。
この本には、大人はあなたたち若者を守りますよと何度も繰り返し書かれています。大人は若者を守るべきだというメッセージが書かれているのです。それを若者に伝えたい。
おせっかいかもしれません。大人の自己満足だと捉えられるかも知れません。それでもちゃんと伝えたい。本を並べることでそれができたらいいなと思うのです。

それだけでなく、ブックガイドだとか、趣味の本も並べたいなと考えています。
基本はその場での閲覧のみの予定なので小説よりも、パラパラとめくって楽しめるものと情報系がいいかなと思っています。掌編集や詩歌本もいいですよねえ。本を選ぶのは楽しいのです。

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