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2021年度デビュー!新種牡馬解説‼️



こんばちわ!!


さぁ、ダービーが終わり、今週からまた来年のダービーに向けた2歳馬達の戦いが始まって行きます‼️

そして、忘れてはならないのが新種牡馬達の存在!という事で、2021年度デビューの主要新種牡馬達の解説をして行きたいと思います!👍

有料にはなりますが一部無料でご覧頂けます

新種牡馬たちの血統構成や適性範囲、狙い所、配合の好例、またその種牡馬の注目産駒などについて、僕の私見ではありますがお話させて頂ければと思います😊!

それでは本日も最後までお付き合いのほどよろしくお願い致します‼️‼️





✅〜〜ドレフォン〜〜


父:Gio Ponti(Storm Cat系)
母:Eltimaas
母父:Ghostzapper(Vice Regent系)



🇺🇸のBCスプリントなどダート短距離G1を4勝した🇺🇸の名スプリンター。初年度から126頭が登録されていてその期待の高さ、また生産側の意図として肌馬になった際の期待というのも感じられる一頭です。
父はStorm Cat系のGio Ponti。Gio Ponti自体は🇺🇸の芝中距離G1を中心に活躍していた馬なので、ドレフォンがダート短距離向きに出たという事は母方のVice Regent×ヴァイスリーガルクロスやIn Realityが効いていただろうという印象です。一般的に仕上がりが速いとされる🇺🇸のダート血統ですが、ドレフォンもGio Pontiも3歳8月以降から徐々に頭角を出し始めた背景がある為、同じようなダート色が強い種牡馬にあるような一介の早熟感は無い可能性があると踏んでいます。 



・両刀種牡馬になる⁉


 
前述にも触れている通りドレフォン自体はダート短距離実績が強いですが、父Gio Pontiは芝の中距離で活躍していた。元々、Storm Cat系自体は芝でもダートでも、重い馬場でも軽い馬場でも対応可能な馬場融通が広いタイプの系統だと思っています。ドレフォン自身とその父の特徴の相違からもそう捉えられますし、それこそ同じStorm Cat系ですとヘニーヒューズのような、芝G1馬アジアエクスプレスを出しつつ、地方交流G1勝ちのワイドファラオを輩出するような活躍も見込めるのではないかと思います。個人的には6:4でダート:芝かなというイメージです。
 
とはいえ、同じStorm Cat系のエスケンデレヤが父のGiant`s Causewayの芝実績を買われて、産駒デビュー当初は芝のレースが多かったものの大コケした背景もあるので、、、、一概に両刀とは言えませんが、それでも極端な長距離以外は広い活躍の場が見込めると感じております



・牡馬と牝馬で傾向が変わる⁉


 
前述の通り『両刀種牡馬』としての可能性を挙げましたが、牡馬・牝馬でそのダート・芝の傾向が分かれる可能性もあると思います。そういった傾向が出た代表的な種牡馬と言えばクロフネが有名です。(牝馬→ソダシ、カレンチャン、ホエールキャプチャ、アエロリットなど、 牡馬→テイエムジンソク、マイネルクロップ、アップトゥデイト、サトノファンタシー、エルデュクラージュなど)
そのクロフネはVice Regent系で、ドレフォンはVice Regent(ヴァイスリーガル)のクロス持ち。『Vice Regent=牡牝で傾向が変わる』とは言いませんが、前述した特徴の背景からもそういった素養がある事は頭の片隅に置いておいて損はないと思います。



 
・母父Roberto系が弱点補完?


ここまで芝もダートもやれそうな万能さがあり、🇺🇸種牡馬の前向きさとスピードがあり、一定程度の仕上がりの早さがありと弱点は長距離適性ぐらいなのでは?と思う所もありますが、個人的に懸念しているのは『パワー』の面。そういった急坂にも強いとされるSharpen Up(ネオユニヴァースの母父系)を抱えてはいますが、前向きなスピード要素であるStorm CatやIn Reality、Vice Regentに比べると物足りない印象。具体例を挙げるなら、良馬場のダートや急坂コース、中山ダ1800mや中京ダ1800mのような条件に不安を残す印象があります。 

そう言った意味で母父Roberto系(特にブライアンズタイムやシンボリクリスエス、フリオーソなど)は弱点を補うような配合になるのではないかと思います。
  



🔴ドレフォン産駒注目馬 
☆キャプテンローレル

母父にクロフネが入りVice Regent(ヴァイスリーガル)の5×5×6が発生。牡馬という事もあり、ダート的な前向きなスピードを出された配合と言って良いと思います。

また、A.P.Indyを輩出したWeekend Surpriseやレモンドロップキッド、スタチューオブリバティなどを輩出したCharming Lassie、アグネスタキオンの母父系であるRaja Babaなどを輩出した世界的名牝Missy Babaの牝系出身。

兄弟に昨年2歳重賞戦線で活躍したルーチェドーロがいるように、早期からの活躍も見込めます。また、ルーチェドーロは父が両刀種牡馬のマクフィで芝・ダートの重賞で好走してきた為、両刀の素養があるドレフォンに変わって同じく、両刀の活躍ができるか。そう言った点からも注目しておきたい一頭です。



☆ハイアムズビーチ

こちらは母父はクロフネ。牝系は今話題を掻っ攫っている白毛一族のシラユキヒメ牝系出身。

そしてなんと言っても、、、白毛なんです‼️笑

全国の白毛ファンのUMAJOの皆様お待たせしました!!🤣(笑)

ハイ、、

ただ、白毛だから推す訳では無く、同じ母父クロフネでもこちらは芝向きに出そうだなという印象から前述のキャプテンローレルと良い比較になるだろうと取り上げました。

シラユキヒメの牝系を解説に取り上げる際によく言うのは『Ster de Naskraの前向きさが強く出た牝系である』と。当然、同馬もそう言った前向きさのあるタイプではあると思います。当然ダート実績もある牝系の為、ダートもやれておかしくないのですが、やはり牝馬ならばソダシやメイケイエールのような前向きなスピードを高速芝で発揮する、というような活躍を期待したい一頭です。




☆テーオードレフォン

こちらは母父にRoberto系のブライアンズタイムで、前述しているパワーの弱点補完のタイプの配合と感じる一頭です。

兄弟に、ダートの名馬エスポワールシチーやミヤジコクオウと言ったパワー向きの馬がいるように、母方のNever Bendも合わさった豊富なパワーと耐久性が持ち味の牝系。

やや奥手な感じはあるかもしれませんが、焦らず使えば大成しそうなタイプという意味でも期待できる一頭ではないでしょうか。



<まとめ>
・基本はダート短距離向きだが、芝で走る可能性も十分
・特に牝馬が芝向きに出る可能性大
・Robertoからパワーを補給しているタイプに注目
 







✅〜〜コパノリッキー〜〜


父:ゴールドアリュール(サンデー系)
母:コパノニキータ
母父ティンバーカントリー(ミスプロ系)

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