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脳みそダダ漏れマガジン

僕が大学教員として、また家庭の主夫として日々考えていることのまとめです。内容は育児とダイエットと読書感想文が多めで、分野はあまり統一されてません。あとは数学とか、経済学とか、そう…
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2023年12月の記事一覧

まちを消費するか生産するか

地域活性化的な話を聞いていると、(主に行政に対して)何らかの要望ばかりが出てくるような場面によく出会う。例えば、〇〇を作って欲しい、とか、〇〇があればいいのに、とか。 これは結構問題だなと個人的には思っていて、こうした要望の背景にあるのは、まちの姿や行く末は自分以外の誰かが作ってくれるものであるという固定観念である。これが根強く残っていると、「まちを自分たちで作ろう」という感覚になかなかならないし、「まちは自分たちで作れる」とも考えなくなるし、「自分たちがやってることだって

胃カメラを飲んだ話

先月末のことである。人間ドックに行ってきた。 先日43歳の誕生日を迎えたあたしだが、この歳になっても初体験はドキドキだ。 ましてやそれがあの胃カメラとの対戦だというのなら緊張感もひとしおである。40歳を過ぎたらカメラを飲めとは人生の先輩方から都度言われてきたことだが、先輩方からの助言より遅れること3年。齢43にして初めて胃カメラを飲み、これであたしも無事に後輩たちに胃カメラを飲めと言う側に回ることとなったのである(実際には鼻から突っ込まれたので、飲んだという感覚ではないの

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価値観の異なる同世代との交流が、学生を一番成長させるという話

2013年からの教員生活も11年目が終わろうとしている。なんという矢の如き光陰か。 そんな時の流れの中で、こんな仕事をしていると嫌で考えざるを得ないのが、「学生の成長」という課題である。 似たようなことを何度も書いているかもしれない。いつものことながらタイトル落ちなのだが、教員を10年以上やってきて一番効果があると確信しているのは「他者との交流」である。それも、異なる価値観を有する同世代の他者。一番身近で出会う可能性が高いのは、他大学に通う学生である。もちろん、エビデンスは

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怒涛の11月

11月の記憶がほとんどない。 色々とやったことはあったはずなのだが、とにかく怒涛のように時が流れていって、いつの間にやら11月が終わっていた。 大きなところでは、11月10日に北九州市立大学と旭川市立大学を招いて合同ゼミを行ったのと、14日に自分がボスの研究グループ主催のシンポジウムがあり、これらの準備で11月上旬は消化されていった。さらに、17日には授業に外部講師を招いて講演を行う企画があり、それの準備とアテンド(とても楽しかった)が前半の最後に待っていたイベントである

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