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₄₄ たべっ子どうぶつの可愛さについて

《 🍭 かわいいって、なんだろー? 》をテーマに、思いついたままポンポン書いてみる連載シリーズ。今回は、たべっ子どうぶつについて考えます!

「たべっ子」という言葉

おはよーございます。きょうのお題は、ギンビスさんのたべっ子どうぶつにしてみました。いろんなお菓子の可愛さを探っていく「お菓子ウィーク」の6日目です。実は数年前に東京のキャラクター雑貨をつくる会社で働いてたとき、そこにたべっ子どうぶつのグッズが置いてあったりもしたので、親近感があります。てことで、きょうはどこから始めてみようかなー。パッケージとかビスケットの見た目、キャラクターも気になるけど、なんとなく「たべっ子」という言葉が気になりました。たべっ子って、どういう意味ですか?笑 たべる子? 仮に「よくお菓子をたべる子」だとしましょう。商品名は、そのあとに「どうぶつ」がくっつきます。よくお菓子をたべる子、どうぶつ。ちょっと混乱してきませんか。これがもし「どうぶつたべっ子」だったら、もうすこし意味が通りそうな気もするんですよ。どうぶつのかたちしたビスケットをたべる子ども。うん、そんなに違和感ないですよね。けど実際の商品名は「たべっ子どうぶつ」です。この商品をすでによく知ってるから、もう初めて聞いたときの印象を思い出せないんですけど、こんなにおもしろい名前だったんですね。あ、しかもスルーしちゃってましたけど「たべる子」を「たべっ子」に変換してあります。跳ねたリズムを取り入れることで、可愛さのアップにつながってる。こういう言葉の工夫とかネーミングの話、だいすきです笑。

クイズつきのお菓子

それからたべっ子どうぶつといえば、ビスケットの見た目も特徴的ですよね。動物のかたちに、その名前が書いてあります。あれは焼印みたいな感じなのかな? 犬がDOGで、ねこがCAT。それくらいなら知ってますけど、カバやスズメ、オットセイくらいになってくると大人でもむずかしい気がします。たべっ子どうぶつがおもしろいのは、ビスケットのかたちがヒントになってるんですよね。英語の呼び名はわかんないけど、かたちは見たことある。きっとあの動物だ!って考えることができます。ちなみにカバがHIPPO、スズメがSPARROW、オットセイはFURSEALですって。英単語を覚えるのに良さそうなこのお菓子、調べてみたら「親子のコミュニケーションビスケット」というコンセプトがあるみたいです。たしかに、こどもが「これなあに?」って聞きたくなりますもんね。それに対して親も一緒に考えたりして。絵本みたいなコミュニケーションが生まれます。こどもって、クイズ好きすぎません? どうしてあんなに好きなんでしょう。言葉を使えるようになったことがうれしいのか、なんだろうっていう不思議への好奇心が強いのか。仕事柄こどもたちと会う機会も多いんですけど、ちょっと時間が空いたら「クイズ出してー!」が止まりません笑。けど、そんなじぶんも可愛さを探るっていう連載を44本もやってましたね。好奇心って大事かも!

カラフルな動物たち

もうひとつ、パッケージのキャラクターも気になるところです。たべっ子どうぶつのキャラクターたちけっこう好きなんですけど、その理由としてみんなバラバラっていうのがあります。色も大きさも。ひよこは小さいし、きりんは背が高くて、みんな顔のパーツまで個性的です。まさにキャラクターというか、それぞれの良さが出るように考えられてる気がして。そんなカラフルな動物たちですけども、肝心のきりんやワニはビスケットにないそうです。たしかに、見たことないですよね。理由としては、細長いとつくるのがむずかしいということで、納得しました。たべっ子どうぶつのキャラクターってかなり色味がはっきりしてるので、文房具とか雑貨になってもポップで可愛いですよね。もしかすると、お菓子そのものよりキャラクターのほうが人気出ちゃったりするのかな。昨日の『チョコボール』で出てきたキョロちゃんとか『ミルキー』回のペコちゃんとちがうのは、キャラクターが9種類? たくさんいる分、好みの子を見つけやすいというのが挙げられそうです。アイドルグループの状況にも似てるかもしれません。それぞれに個性があるわけで、じぶんが応援したいとおもう存在もバラバラだとおもうんですよね。よりじぶんにフィットするキャラクターを選べるのは、たべっ子どうぶつの強みなのかも。


毎回書くたびに、今まで気づいてなかった発見があるので楽しいです〜。そろそろお菓子以外の可愛さもやりたくなってきました笑。それでは今日も、かわいい一日を〜!

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