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「離島」が好きだ

離島が好きだ。

日本を構成している島の数はなんと6,852島らしい。(多…)

ただ、これは本州だとか四国みたいな大きくて都道府県がいくつもあるくらいのものも含めた数字のようだ。

今回、僕が意味している離島は、比較的小さめの島のこと。

場合によっては、橋でつながっていると離島ではないのでは?みたいな話になるけど、僕の中ではそれも離島と言えると考えている。淡路島とかね。(橋を基準に考えたら宮古諸島は離島じゃないのか、みたいなややこしいことになるし…)

で、離島の魅力って何?って話ね。

8年程前、47都道府県を旅した。その後、聞かれる質問で最も多いのは「どこが一番良かった?」というもので。僕はいつもこう答える。

「一つに絞るのは難しいから三つ挙げさせてもらうと…屋久島・礼文島・波照間島の三つかな」

これは最初に聞かれた時に初めて考えた答えだったけれど、後々自分の定番の答え方になった。(その後、小笠原も行って三つに絞れなくなったが…w)

そう、その全部が離島だったのだ。

それくらい離島という場所は僕にとって魅力的なものなんだ。例えば、屋久島は樹々がデカすぎるし、礼文島は日本最北の離島で「愛とロマンの8時間コース」なるハイキングコースがあって、波照間島は日本最南端の島で海のグラデーションがハンパなくて…と、好きなポイントがいくらでも出てくる。

でも、そんな会話をしていて気づいたことがある。離島がなぜ好きなのか。それはきっと

海も山もあるから。

ということ、だと思う。

自然が好きで旅をしているようなものだから、山とか海とかが好きなのだけれど、欲張りな性格もあって、どっちも楽しめる場所に魅力を感じる傾向にあるということだ。ま、実際は波照間島には山はないから、海も陸も楽しめる。といったほうが正しいのかもしれない。

あと、沖縄ではよく聞く言葉、“島時間”なるものも好きだ。

これは科学的に説明できるものでもないけれど、島で過ごしているとなんとなくのんびりとした空気が自分を取り巻いているような、そんな気分になるのだ。あれは離島ならではの楽しみな気がしている。

と、日本の離島はほぼ行ったぜ!みたいな感じで書いているものの、まだ行けてない離島も実はめちゃくちゃ多い。

佐渡島・五島列島・奄美諸島・伊豆諸島なんかは全然行けてない…ので、海外に出られない今こそ片っ端から行っておきたい、なんて考えている。まずは北海道の奥尻かな、と計画をたてかけたが、もう北国は冬らしい…南から攻めますか。

とにかく、別に離島は逃げないんだから、ゆるゆるとマイペースで巡ることにしようと思う。

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独自の文化と自然が育まれ、時間の流れさえも左右する。
そんな「離島」が僕は好きだ。

(写真:小笠原諸島、南島)

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