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【Day1】パイネ国立公園Wコーストレッキング

1日目のコースは、Pine Grandeからスタートして、Grey氷河を見て帰ってくるコースです。

出発

朝5時半に起床し、身支度を整えると宿のおばちゃんが朝ごはんを作ってくれてました。
トレッキングに行く人たちが多いため、毎朝6時には朝ご飯を出してくれます。
おばちゃんありがとう😊

朝ご飯をかちこんでバス停に向かうと、人で溢れかえってました笑
こんなにパイネに行く人多いんかとびっくり

朝のバス停

なんとか自分のバスを見つけ、乗車して待っていると宿が一緒だった日本人のおじさんも乗り込んできて、少しお話ししながらパイネへ出発しました。
聞くところによると、1年間南米を旅しているらしく、ちょうど今半年くらいでパタゴニアに来てるんだとか。
70歳近くで1年間旅ってどんだけ元気やねん笑
1時間くらいありがたいお話を聞いていると、だんだん眠くなってきて、高2の地理の授業を思い出しましたね。
気づいたらもう1時間経っててパイネに到着。

国立公園の入場料を払わないといけないのですが、これがクソ高え
4日以上いる人は40ドル、足元見てきますね。
この辺から電波が一切なくなり、4日間ノーシグナル生活スタートです。

自分はPine Grandeからスタートするため、乗ってきたバスに乗り込み、Pudeto cafeteriaというところまで移動。

到着するや否や信じられない爆風。
普通にキャップとか吹き飛ぶ。

今回の荷物 約20キロくらいあったと思う

Pine Grandeまで移動するフェリーを待つのですが、これがまじで全く来ない。
爆風の中30分くらい待ちましたね。
この時ほど話し相手が欲しかった瞬間はないかも。

フェリーが到着すると、人がわんさか降りてきました。みんな大量の荷物を持っていたので、おそらくWコースを終えた先駆者たち。
とてもカッコよく見えました。

フェリーに乗り込むのですが、このフェリー代もまたクソ高え。
25000ペソだったんで4千円くらい?
しかも乗るのたったの30分で。
青森函館間のフェリーの方が安かった気する。
知らんけど
景色はとても綺麗だったので気持ちよかったです。

フェリー
中はこんな感じ
フェリーからの景色

Pine Grande到着

1日目の宿、Pine Grandeに到着しました。
チェックインを済ませると、この辺でテント張っていいよと案内されました。

そういえばレンタル屋のおっちゃんにテントの建て方聞くの忘れたのを思い出して、まあ気合いでなんとかなると思って建て始めました。
ところが、ありえん爆風。
まじでテント設営どころじゃない。
風邪でペグもすぐ抜けるし、フライシート被せようとしたら全部吹き飛ぶ笑
でも周りの人はせっせと建ててるので負けてられないと必死にやりました。
石とか駆使してなんとか設営完了。
でも中開けようとするとまじで吹き飛びそうになる笑
これは帰ってくる頃には多分テント倒れてるかもなと思いながら、もう考えないことにしました。

ちょうど13時回った頃、Grey氷河に向けて出発。
もう周りには誰もおらず、俺がテント建てんの1番遅かったと落ち込みながら向かいました笑

Pine Grandeキャンプ場はこんな感じ(黄色のテントは現地でレンタル可能)
さすがに下手くそすぎる

Grey氷河

グレイ氷河までは片道11キロの3.5時間コース。
道中で山を1つ越えるため、行きも帰りも登りがあるなかなかハードなコースでした。

歩いていると、枝が削ぎ落とされて幹だけになった白い木が乱立してました。
これは一体何なのか有識者の方是非教えてください。

こんな感じで木が乱立してる
枯れてんちゃうかなってくらい色が悪い木

歩いているとLos Patos湖と書いてある湖に到着。
景色といい、湖の色もめちゃくちゃ綺麗でした。
琵琶湖もこのくらい綺麗だったらなぁ。
このLos Patos湖も氷河湖なのか、でも湖の中にでっかい岩とかもあるから違うんかなとか考えながら歩いてました。

ロスパトス湖
ロスパトス湖
ロスパトス湖

半分くらい歩いたところで、遠目でGrey氷河が見える展望台のようなところに到着。
普通にめちゃくちゃ絶景でした笑
氷河がめちゃくちゃ小さく見えるんですけど、多分近くで見たらでかいんだろうな

奥に見えるのが氷河

そのあとは険しいダウンヒルコース。
岩場に足を滑らせながら降りて行きました。

滑ったら死にます笑
壁に見えるけどこれ道

ほんでやっとこさ、Grey Camping zoneに到着。
こちらはGrey氷河近くのキャンピングサイトで、Wコースを左から攻める人の1泊目はPine GrandeかGreyのどちらかです。
みんなくつろいでて、何で俺こんな遅いんやろ?って思いながら必死に歩いてました笑

Grey Camping zone

Grey camping zoneから少し行くとGrey氷河の展望ポイントに到着。
綺麗でしたね〜
ただ、自分はペリトモレノ氷河に行っていたので、驚きはそこまでなく、ペリトモレノ行かなければよかった!って思いました笑笑

でも、モレーンの上に立って氷河を見ることができるのは、地理っ子としてはなんとも心が躍る体験でした

Grey氷河
いかにもモレーン
こんなに溶けてるのやばい

氷河について書かれた説明を読んでいると、フィヨルドについて書かれてあり、自分はフィヨルドを歩いていたのかと思うと、テンション上がながらもそれに気づけなかった自分に落ち込みました。
地理の地形っていざそこに立ってみるとよくわからないもんですね。
地球のデカさを痛感します。

ビューポイントには誰もいなかったので、写真をお願いすることもできず、自分で数枚記念の自撮りをして帰りました。
帰りはもちろんフィヨルドを堪能しながら。

横に見えるフィヨルド

ここでとんでもない事態に気づきました。
持ってきていた日焼け止めを落としてしまったのです。
パタゴニアで絶対必要と聞いていたので、物価の安いペルーで購入して、無くさずにパタゴニアまで持ってきたのに、まさかの初日で落とすこの失態。
日差しが強すぎるので普通にやばい。
とりあえず帰りながら探すことにしました。

何やかんやPine Grandeについたのは夜8時。
しっかり7時間かかりました笑
普通にめちゃくちゃしんどかったです。
ちなみに、日焼け止めはもちろん見つかるわけなかったです。

飛ばされるの覚悟だったテントは無事でした。笑

夜ご飯

夜ご飯はパスタを喰らいました。
キッチンがきちんと整備されていて、調子よかったです。
作ったものの椅子の空きがなかったので、そのまま立ち食いしました。
みんなビールを持ってきてて、羨ましかったのですが、自分は昔ビールをバックに入れてて破裂させた苦い思い出があるので今回は我慢しました。

味は普通のミートスパゲッティ

ちょっとテントで横になったら気づいたら寝落ちしてました。

夜めちゃくちゃ寒いと聞いていたのですが、思ったより寒くなく普通に寝れました笑
貸してくれた寝袋がいいやつだったのかも。

1日目に歩いた距離はこちら

荷物持った移動はほぼなかったけど普通にキツかった

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