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来たぜ燃えるフィッツロイ

トレッキングスタート

夜中12時に起床し、これでもかってくらいの防寒対策をして出発しました。
もちろんアウターは、先日チリのアウトレットで購入した【パタゴニア】のジャケット。
やはり、パタゴニアには【パタゴニア】で行きたかった。

新調したパタゴニアのジャケット


エルチャルテンの市街地を抜け、フィッツロイの入り口に到着。
時刻は午前1時。
入り口で迷子にならないことを祈って出発しました。

入り口


すぐに、全行程の地図が出てきたのですぐに写メを撮りました。
フィッツロイでは電波は一切通じないため、頼りになるのは道と所々に立つ看板とこの地図のみ。
片道10キロってなかなかありますよね笑

そんなこんなでトレッキングがスタートしました。

トレッキング

道中はこれでもかってくらい木に囲まれていてアドベンチャー気分を存分に味わいました。
ヘッドライトが道を明るく照らしてくれたので、迷うことなくトレースを辿っていくことができました。
市街地から離れ森の中に入っていくにつれて、街の光も遠ざかっていき、満点の星空を見ることができました。
今日本が冬だからこっちは夏で、てことはこれ天の川なのかなとかオリオン座っぽいなとか星についてあーだこーだ考えてたら、いつの間にか結構進んでましたね。
せめて夏冬の主要な星座くらいは覚えておきたくなりました。

ほんとはもっと暗いです笑
道中の看板
星空(ナイトモードやばい)

8キロ近く進んだところにキャンプサイトがあり、そこから人がぞろぞろと動き出していました。
ここまで3時間ちょいくらい。
道中やけに人がいなくて、朝日をみにフィッツロイに登ってるのは自分だけなんじゃないかと思っていたら、こんなところに同志が潜んでいたんですね。
フィッツロイの麓でキャンプって絶対楽しいやん。しかも道具レンタル可能でキャンプサイトはタダらしいし。俺もそれやればよかったなと少し後悔。
でもパイネで3泊4日キャンプする予定なので、今回は良しとしましょう

キャンプサイトを超えたあたりから岩場がではじめてきました。
地図で赤白に塗られてらいる部分です。
前日に降った雨と雪解け水が凍って、岩場がとてつもないハードコンディションになっていました。
滑って転びそうになるし、めちゃくちゃ急だし正直クソしんどかった。
でも、新調したパタゴニアのジャケットを転んで破くわけにはいかないので、慎重に登り30分ほどかけて頂上に辿り着きました。

なかなか険しい道
氷で覆われた岩
頂上に登る途中でみえた景色

フィッツロイ到着

午前5時半フィッツロイに到着。
すでに上にはたくさんの人がスタンばっていました。
結構余裕をみてでたんですけど、かなりギリギリの到着になってしまいました。

フィッツロイが堂々と君臨しており、圧巻の景色でした。

フィッツロイ

少し雲がかって、その全貌は拝むことはできませんでしたが、それでも大迫力。
そこから少し時間が経つと、日の出とともに朝焼けが始まり、赤く染まるフィッツロイが姿を表しました。

燃えるフィッツロイ



本当に綺麗で幻想的な景色でした。
しかし、その朝焼けも5分ほどで終わってしまいました。

フィッツロイはとても天候に左右されてしまうため、正直ここまで見れただけでも本当にラッキーでした。
このあと、全貌を見ようと待ってみたのですが、どんどんガスっていき結局その姿を拝むことはできませんでした。

しかしこれだけ綺麗なフィッツロイを見ることができたことに大満足しています!

持ってきたパンを食べたけど、寒すぎてパリパリ

帰り

凍った岩場が危なすぎて帰りは余計時間がかかりました。
新調したパタゴニアを汚さないためにめちゃくちゃ気をつけて歩いてたんですけど、それでも一回転けました笑

そのあとは歩いてきた道を普通に戻ったのですが、夜中と朝では景色が全く違く二度楽しむことができました。
途中の湖とか夜は音しか聞こえなかったのですが、朝はその絶景を見れたり。

フィッツロイはテント泊をして朝日見る人と宿に宿泊して朝出発してフィッツロイを見に来る人の2パターンがとても多いのですが、夜出て朝帰るコースも個人的になかなかおすすめです!
もし誰か行く機会あればぜひ笑

帰り道の写真を適当に貼っておきます。

どんどんガスって見えなくなったフィッツロイ
テント泊してるひとたち
中間地点のカプリ湖
帰り道の景色
エルチャルテンの街並み

エルチャルテンに到着して、ご褒美のアンデスのビールをいただいて本日を締めくくりました。
驚くことにまだ昼の12時。
でも眠すぎるので宿で仮眠してエルカラファテに戻ります。

明日はオフにしてるのでまた明後日👋

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