海を身近に感じる

自然環境リテラシー学 参加コース Dコース

こんにちは、da1です。6月27、28日に南伊勢町にあるロッジさらくわに行き、第一回自然環境リテラシー学の実習に参加してきました。2日間、初めて乗るシーカヤックを楽しみました。

到着して、まずはシーカヤックについての説明です。

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説明の様子

PFDと呼ばれるライフジャケット、カヤック内に水が入らないようにするためのスプレースカート、漕ぐために必要なパドルなど普段の生活では触れない多くのものの説明がありました。どれもカヤックに乗るうえで欠かせないとても重要なものなのでしっかりと説明を聞き、その後初めての出艇です。出艇のためにカヤックを運ぶのですがこれが思っていたより重い。さらにとても足場が悪いので運ぶのがとても大変でした。

実習の流れについて

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1日目の経路

どこまで行くのかなと思いながら漕いで行ったのですが、後から見てとてもびっくりしました。初日に約3時間半かけて7km漕いでいました。はじめ漕ぎ出してみるとバランスをとったり漕いだりはできましたが、いざ座佐池へ行くとなると予想以上につらいです。沖に近くなるにつれ波が大きくなり流されやすくなる。そしてどんどんと操作が難しくなっていきます。周りを見たりする余裕がなくて前の先輩についていくのが精一杯でした。初めてのことだらけで苦戦して疲れが出て、途中で来た道の長さに気づいて、きた道を帰らないといけないと思うと少し憂鬱な気分になったのを覚えています。


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海気についてのレクチャー

天気や風向き、波の高さなど多方面から海を見て、判断することを学びました。先輩の方たちは風向きや波の高さなどをしっかりと覚えており、自分がやらなければならない、出艇前に事前に準備しておかなければならない多くのことを学びました。

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2日目の経路

2日目も同じように座佐池まで行きました。台風が接近していてカヤックに乗れるかどうかは当日に判断するということでしたが、天気保って出艇することができました。向こうで昼食を取り、ロッジさらくわへ帰りました。前日よりはペダルやパドルの扱い方を理解して、少しは慣れることができたかなと思います。ただ、まだ先輩たちが早く感じて、ついていくのに必死でした。まだ何度か乗る機会はあるので周りの景色を楽しんだり、カヤックに乗ることを楽しめたらいいなと思いました。


こんな感じで二日間を過ごしました。その中で情報を得ることの大切さを感じました。予報について、天気予報だけでなく波の高さや風向きなどシーカヤックをするにおいて大切な情報を得る。それによってシーカヤックを行うことが危険かの判断をすることができます。また、座佐浜では坂本先生が潮の満ち引きを聞き、潮が満ちてくるのにカヤックはその位置で良いのかと仰っていました。潮が満ちてくるとカヤックが流されてしまう位置にあったからです。情報を生かす良い例だなと思いました。

また、自然を気にかけることが多い2日間でした。

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最近、外に出る機会も少ないし授業もオンラインで進められていて、実際に何かに触れる回数が減っている中で色々なものを見ることが出来ました。正直、シーカヤックが思っていたより大変で周りを見て景色を楽しむ回数は少なかったので、慣れたら景色を見て楽しむこともしていきたいです。

当たり前ですが、家で過ごすよりも不便だし大変でしたがそれ以上に新鮮さや目新しさを感じられる二日間でした。アウトドア未経験なので学びもとても多かったです。ほかの受講生とも仲良くなれて良い二日間だったなと思います。次回は1か月後と期間が空きますが、初めての感覚や自然にふれることの大切さについてついて忘れずに臨みたいなと思います。

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