山でのアウトドア

12月11日、12日と大台町の奥伊勢フォレストピアで自然環境リテラシー学の実習に参加しました。前回からかなり期間が空き、夏から冬になったので、荷物がガラッと変わりました。断熱シート、寝袋、上下のウィンブレ、ダウンジャケット、ニット帽、手袋、ネックウォーマー、カイロなど、思いつく限りの防寒対策をしていきました。

一日目

キャンプ場に着くとまず、ガイダンスがありました。今回の実習の予定に加え、キャンプのマナー、トイレのマナーについて学びました。また、この大台町の自然について学びました。その後、プログラムに入ります。初日は薪割りとチェーンソーワークを行いました。注意する点は、斧がぶつかるのを防ぐために脚はしっかり開くこと、斧の持ち手が薪の手前に当たらないよう、薪の後ろを狙わないことなどです。ガイドの方や先生方が斧を使う時は自身が力を入れて斧を振り下ろすのでは無く、斧の重さで振ると良いと仰っていました。しかし、まったく割れません。何度かやっていくうちに、なんとなくはつかめたのですが、思っていたようには上手くいかなかったです。

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↑ 薪割り

次にチェーンソーを使ったスウェーデントーチづくりを行いました。チェーンソーを使うためにはチャップスと言われる防護服が必要であることがわかりました。そして切ってみると、思っていたよりも振動が少なく、チェーンソーの重みだけで切ることができました。丸太を薄く切ったので割と楽に切れるのですが、スウェーデントーチはそうもいきません。刃の角度などを変えて、入っていきやすくするなどの工夫をしながら切ります。印象通り、こちらのほうがかなり難しいです。

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↑ チェーンソーでのスウェーデントーチづくり

夜ご飯のメニューはご飯とホイル焼きでした。おいしくできたかなと思います。その後、温泉に入って就寝です。1日の疲れが一気に取れた気がするほど、体の芯まで温まることができました。温泉がなかったらと思うとぞっとしますが、湯冷めしないように暖かくして寝ました。

二日目

寒さで目を覚まします。周りの子も寝れていないようでした。防寒対策が甘かったし、少し冬のキャンプを侮っていました。特に足先の冷えがひどく、これが原因で寝れませんでした。靴下を何枚か履いたり、湯たんぽ、カイロを足に貼ると良くなるのかなと感じました。朝ごはんはご飯とスパムでした。スパムを始めて食べたのですが、とても味が濃く、少し驚きました。そして山登りです。最初に登山口を探すことから始まりましたが、まずそれが見つけにくい。地図や看板を見てもわかりにくい。道にすら簡単には入れないこともあると知り、事前調べであったり、地図であったりの重要性を感じました。約700mの山に登りました。初めは冷え込んでいても、だんだん暑くなってきて、汗をかいてしまいました。今後上るときは、汗をかかないようなウェア選び、服装選びを意識したいと思います。

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↑ 目標地点からの景色

一般の女性の方をガイドするようなペースでは、逆にきついと思う子もいるらしく面白いなと思いました。そのペースでも、自分で歩いてこの景色を見るのは、かなりの達成感がありました。

最後に

空が綺麗であったり山からの景色が綺麗であったりして、大台町の良いところがたくさん見えたかなと思いました。山の上から、川の回の子たちのSUPの場所などが見え、そこの一体感というものに魅力を感じるとおっしゃっていた野田さんの言葉が印象深いです。また、今回の自然環境リテラシーに参加して、安全管理というものについて学ぶことができました。実体験での話は普通よりリアルで、印象に残りやすかったです。初めての体験が多く、良い機会をもらえています。来週も多くのことを勉強しながらも楽しくキャンプを行えたらいいと思います。

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