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進撃のWeek5 Day3ファイナンス基礎理解


【進撃のWEEK】
DAY1 自分理念、企業理念設計
DAY2 ビジネスモデル構築設計
DAY3 ファイナンス基礎理解←イマココ
DAY4 資金調達資料設計
DAY5 投資家に投資交渉


進撃week3日目・ファイナンス基礎理解編

あなたはどんな人に投資してもらえると事業が伸びますか?

スタートアップとして、資金調達を前提に事業を作る際に、最初の投資家は大事である。
投資家全体の10%の人が最初に投資の意思決定をすることで、残る90%の投資家等はその事業の目利きをしてもらった状態なので参加しやすい

資本政策は不可逆のものなので、誰に投資をしてもらうか?は、非常に大事だ。

何かを変えることができる人は自社株を捨てることができる人だ

自分の事業と投資家や関連する企業とのシナジーが生まれるような相手だと、資金面以外でのメリットが大きい

「事業シナジー
市場規模の拡大や、事業領域の拡大、ユーザーの拡大や企業ブランドの向上など

「コストシナジー」
相手の課題に対してのコスト削減案など、ノウハウの共有、物流の共有、仕入れの共有など

「事業開発/研究開発シナジー」など
企画力や技術力の活用、事業領域の拡大、データ基盤の連携、新商品開発な ど


エクイティ調達の必要はあるのか?スタートアップorスモールビジネス?

取り組む事業で考えているのはスタートアップ?スモールビジネス?
私は実店舗を経営しているので、今までは完全にスモールビジネス型での経営。
店舗を増やすたびに店長やスタッフの雇用から教育。増える固定費。コロナなどを予定していない返済計画を前提とした初期投資の借入など。
デット(借入)での資金調達は店舗開店の際には利用したが、あくまでもそれは企業の過去の経営状況を見ることが主だった。

反面、スタートアップは完全に未来を見据えた資金調達。目先の利益よりも将来的にスケールするかどうか?の方が重要視される。

そこに市場が存在するのか?
事業はスケールするタイプの事業なのか?
継続性や依存性はどの程度あるのか?
クリアするべき課題(ペイン)はどの位か?多すぎないか?
参加するメンバーは?

これらの事を自分の事業でも置き換えて考えてみる。

市場は存在するのか?

食のデリバリー市場は毎年増加しており、2018年で2兆1399億円。ミールキット部門の伸びも顕著である

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事業のタイプはスケールするタイプなのか?

自社製造ではなく、受注(カスタマイズ)&物流のプラットフォームを担うので、オーダー増に固定費が連動しにくいモデル

継続性はどの程度?

食は1日3回のもので、調理や食材調達が難しいオーダーほど自分で作る手間や時間を考えた場合、我々の定期便のメリットが上回ると考えられる。
継続して仕入れをするだろう卸販売も平行して進める。

クリアすべき課題は?

一緒に取り組む飲食店の選定及び管理体制作りが一番の課題。そこに時間がかかるだろうから、まずは提携先OEM加工場の確保で一般食からスタート(栄養素や食材のカスタム)
パーソナライズD2C構築はECforceさんの 1d color で解決しそう
定期便で食事を頼む文化は先行する大手企業の方々が広げてくれているのでその後を追いかける形

参加するメンバーは?

物流と加工を担う工場との話は進んでいる
当面は自分自身が執行責任者も兼務する形
開発、マーケティングに当たる業務は外部だが同じ視座で取り組んでくれる
現在財務を依頼している顧問先だとスタートアップには適していないと思うので取引先の選定(投資家の方から紹介いただけるとなお良し)

想像する理想の投資対象者家は?

これはいままで全く知らない領域。
以前に戸村さんから購入させていただいたnote

https://note.com/tompika5017/n/n5fb6b642f0d3

の特典で大量の投資家の方々の特徴などが記載されているリストをいただいたが、自分ごとではなかったからしっかりと見れていない。


そんな中、昨日クラブハウスでピッチを聞いてもらっただけでも下記の3人に対しては特別な感情が芽生え出しているから不思議だ。

山本敏行 さん https://twitter.com/my_cso
林紗陽/saya hayashiさん https://twitter.com/sayahayashi
戸村光 さん https://twitter.com/hikaru_hackjpn

物産館との連携事業でのフードロス削減や健康経営企業への活用など、企業ブランド向上などに活用してもらいつつ、事業シナジーが生まれるような投資家(VC)の方と出会えると嬉しい


事業計画書に、今回のファイナンスの知識も入れ調達資金をどう使えば有効的か?初期段階での目標を達成するためにはどの指標をいつまでに達成するべきか?達成した場合はその後どのように拡大していくのか?を再度考えてみる。


自分理念
食を通じて幸せになる人を増やしたい
企業理念
ITと物流・調理知識・保存技術の力で、ロングテール化する多様な食のニーズを解決し食事を楽しんでもらいたい。使われずに廃棄されている地方の食材を調理加工し最大限活用することで食品ロスの削減に貢献する。飲食店と連携することで多品種少量生産でパーソナライズされたフードテックサービスを通じて食の幸せを1回でも多く届ける

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