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未経験からフリーランス・副業・業務委託・インターンでスキルをつけたい人に知ってほしいこと

インディバースという、完全フルリモートの会社を経営しております、DAIです。

よく「正社員をしながら、未経験で副業したいのですが、どうしたらいいですか?」という相談を友人から受けることが多いです。

また、完全フルリモートで業務委託メインで会社を経営している都合上、経営していたり、採用する業務を行っているので、両者の視点に立ってはじめて未経験、インターンする人に気を付けておくべきことを記載しておきます。

この記事のまとめ

・未経験採用では、「地頭」「時間」「やる気」が求められる
・複数企業に時間を分散せず、集中することで教育リソースを確保しよう
・短期間よりも長期コミットをアピールし、教育リソースを確保しよう
・企業とWINWINの状態を作ろう

この記事の対象者

この記事の対象者は、副業・業務委託・インターンなどを通して

・スキルをつけるために仕事をしたい

と思っている方向けです。

・簡単な仕事で、ちょこっとお小遣い稼ぎをしたい

という方向けではないので、ご了承ください。

企業が業務未経験の方を採用する理由

企業が未経験の方を採用する理由は、育成を通して比較的単価を抑えつつ、採用を行うためです。

そのため、育成が前提になります。

企業が未経験の方を育成をする上で重視すること

企業が育成する上では、その人の「成長ポテンシャル」を見ます。成長ポテンシャルで重視することは以下の3点です。

1. 地頭:言われたことをちゃんと理解して次に活かせるか
2. 時間:業務をキャッチアップする時間が十分に存在するか
3. やる気:言われなくても自分で質問したり独学できるか

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このうち一つでも欠けると、未経験での採用は難しくなります。例えば過去にあった例としてはこんな感じになります。

・「やる気と時間はあるのに、何度同じことをフィードバックしても成長しない」
・「地頭とやる気はあるけど、キャッチアップする時間がなくて成長しない」
・「地頭と時間はあるけど、やる気がないので、言われたことしかできるようにならない」

未経験から業務委託やインターンで成長したい人におすすめの働き方

企業は、成長力のある人に対しては、教育リソースを振ってくれますが、逆にない場合(地頭が低い, 時間がかけられない, やる気がない)は、成長とはかけ離れた、非常に簡単な仕事を任せざるを得ません。

教育投資がなくても回る仕事=誰でもできる仕事になりやすいです。

そのため、成長したいのであれば、教育リソースを振ってもらえるように、下記3つの条件を満たせるようなアピールは必要になるかと思います!

1. 地頭:言われたことをちゃんと理解して次に活かせるか
2. 時間:業務をキャッチアップする時間が十分に存在するか
3. やる気:言われなくても自分で質問したり独学できるか

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その上で、未経験から副業などで成長したい!という場合は、以下の働き方がおすすめです。

①クライアントを分散させずに、集中させ、1クライアントへの「時間」を確保する

副業・業務委託・インターンで働く場合、様々な理由でクライアントを分散させたい!と思うことは多々あると思います。いろいろな業務経験を積んでみたかったりしますよね。

ですが、これは企業の教育リソースを得る上では、あまりよい手ではありません。なぜかというと時間を投資することができないので、教育リソースをもらいにくいからです。

ですので、なるべく1社に、時間を集中させ、教育リソースをもらえるようにしましょう。

例えば、Aさんはフリーランス。週に稼働可能なのが5日, 1日8時間働けるとします。

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もしAさんが、3つのクライアントとお仕事するとなると、時間配分としては、

A社:週2 / 8時間
B社:週1 / 8時間
C社:週2 / 8時間

となりますね。

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でも、会社は未経験の育成を週3日以上の稼働を条件にしていたとしたら、どうでしょう。Aさんは育成枠から外れてしまいます。

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そのため、教育リソースを確保する上でも、「成長」を目的にしたお仕事であれば、一点投資した方がよいでしょう。

②長期コミットを前提にする

また、短期間働いて職を転々とし、様々な業務をやってみたい!と思う場合もあると思います。しかしながら、これもまた悪手です。

なぜなら、半年しか働けない人に教育リソースを振っても、すぐやめてしまうのであれば投資するだけもったいない、となり、投資してくれる可能性が減るからです。

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また、個人の専門性を身につける上でもあまりよくない選択肢になります。専門分野の習得には、だいたい1000時間はかかります。そのため、短期間で少ないリソースで職を転々としても、本当に簡単な仕事だけ任されて終わりです。スキルがつくことはあまりありません。

ですので、本当に専門スキルを身につけたいのであれば、長期コミットを前提として働く方が、教育リソースをもらいやすいです。

ですので、企業を選ぶ際も、なるべく長期コミットを前提に仕事をした方がよいです。

③面接で「成長ポテンシャル」を伝える

さきほどお話した、企業が教育投資をする上で大事な3つの要素を持っていることを、面接でさりげなく伝えましょう!そうすると、育成してもらいやすくなります。

1. 地頭:言われたことをちゃんと理解して次に活かせるか
2. 時間:業務をキャッチアップする時間が十分に存在するか
3. やる気:言われなくても自分で質問したり独学できるか

1に関しては、学歴・社歴など後からコントロールできない変数になりますが、例えば時間に関しては、用意することはできます。

例)時間をアピールする方法
「1年間はコミットできます!」
「週5日、8時間毎日働けます」

自分自身が成長ポテンシャルがあることをしっかりと伝えると、企業は

「時間もやる気も地頭もよさそうだし、いろいろ教育投資するか!」

という意思決定ができます。ですので、成長したい場合はここのすり合わせを、企業の担当者の方にしっかりと伝えていくことが重要になります。

最後に

成長を目的にしたお仕事の場合、重要なのは会社の教育リソースをどれだけ確保できるか?かと思います。

会社も当たり前ですが、ボランティアではなくビジネスなので、すぐ辞めてしまう人よりは「教育投資対効果が高い人 」に集中して教育します。

成長が全てではないと思いますが、成長やスキルアップを目的にする場合であれば、自分が提供できるものと会社が提供できるものを把握しておくことは非常に重要になります。

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