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【GISTメモ】05.確定診断

手術をして退院後、初めての問診。
今後の定期的な検査の話になると思いきや…


手術で切り取った腫瘍の細胞を調べて確定診断となるらしい。
が、手術前の検査入院の際に穿刺吸引で細胞を診ていただいており、
腫瘍サイズが2mm以上なため超低リスクではないものの、
低リスクと聞いていたのであまり関心なし。

どちらかというと、
手術後の傷に貼られていたテープは、
自然にはがれるまでは自分で取らないようにと言われていたこと、
臍はぐりぐりと洗うことということが気になっていました。 

それよりもさらに気になることはやっぱり保険。
GISTの低リスクではがん保険はおりないという裁判事例を
ネットで見ていたからモヤモヤ。
悪性腫瘍なのに「がん」扱いでない…あくまで別物と。

医療保険しかおりないかもしれないけど
念の為、主治医に診断書を2種書いていただき
がん保険分ももらえたらラッキーくらいの気持ちで
保険会社に請求してみることにしました。

※この頃は低リスクとはいえ、
 聞きなれない病気のため上記のがん保険以外にも
 再発や転移の割合やら、
 気にしないようにしようとしつつ、やっぱり気になって
 生存率やらを色々調べていた期間だったと記憶しています。
 →比較的若いし、低リスクならよっぽど問題ないなと思っていました。


で、確定診断。
高リスク

主治医に「あ、今日はお一人ですか?」と言われ、
採った腫瘍を調べたら32mmと短期間で少し大きくなっていて
核分裂像も20以上(分類での評価で実際の数は不明)のため
高リスクになります。と。
グリベックという分子標的薬を3年飲むことをおすすめすると。

高い薬ですし、強制でもないけど、
以前は1年飲むとされていたのを、
最近は3年は飲みましょうということになっていると。

若干混乱して
あちゃ〜…がん保険に抗がん剤特約つけていない…
とかも考えつつ
取り敢えず、それが標準治療であれば受け入れようと
処方していただくことに。
…残念。
 
その日のうちに、病院内の相談コーナーを紹介され、
会社の健康保険組合でどのようなものが受けれるのかや、
高額医療制度の話を聞いて、帰宅。
2週間服用して、経過観察を行うことに…


この時は低リスクと思い込んでいたので、
グリベックという薬を飲まないといけないだとか、
価格だとか、副作用だとか色々調べていませんでした。

次回はグリベックを飲み始めてからの副作用について
思うままに書き残そうと思います。

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